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八巻稔秀

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八巻稔秀(やまきとしひで) / スポーツトレーナー

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コラム

【サッカー上達の身体操作法】イニエスタのような体の使い方を実現する、体幹トレーニングの方法とは??

2020年6月22日 公開 / 2020年11月7日更新

テーマ:スポーツパフォーマンスアップの秘訣

コラムカテゴリ:趣味

コラムキーワード: パーソナルトレーニング姿勢改善 ストレッチ

こんにちは。

今回は、サッカーやフットサルの上達に関するお話です。
他スポーツや、肩こりなどに悩む方にも役立つエクササイズが最後に出てきますので
是非読み進めていただければと思います。




休業要請や移動の自粛が緩和され、
外もだいぶ人出が増えてきたようですね。

私は週末、今度新規にオープン予定の体育施設に行き、
準備のお手伝いをしてきました。

その中には、「試験使用」という事で、
スポーツを実際にやってみるなんていうのもありました。


そこで久々にサッカーをやったり、
初めてフットサルをやったりしました。



※これはそのグラウンドにいた時に撮った太陽です。
太陽のまわりに輪っかがついたようになっていました。
なんて言うのでしょうかね?

40代のオジサン、初のフットサル体験



サッカーもちゃんと試合形式でボールを蹴るのは
大学生以来ですかね。
もう20年以上経っているので、果たして体は動くのか?というところでしたが、

普段身のこなしを指導している事もあり、
ボールの扱いは思ったより自分のイメージした通りになりました。
点も何点か入れました!


学生時代はあまりサッカーは得意では無かったのですが、
先日久々にやってみると、
明らかにその頃の感覚とは違う軽やかなボールさばきが出来ていると感じたのです。

もしかすると、以前サッカー選手のプライベートコーチをしていた事があるので、
その時に一緒に体を動かす事でボールの扱いも覚えたのかもしれません。


相手をかわすには、しなやかで速い動きが必要!

サッカー プライベートレッスン
(当時のレッスン時の画像)



その、サッカーのプライベートレッスンの時に
サッカーの体の使い方に関する事をいろいろと調べました。



サッカーのトップ選手の動きを観て、
理想的な体の使い方をしている選手を探した訳です。


そこで目に付いたのが、
現在ヴィッセル神戸に在籍している、アンドレス・イニエスタ選手でした。

イニエスタ選手と言うと、
華麗な動きで相手をかわしてボールを支配するチームの司令塔ですが、
その動きの素早さに魅了されます。

そしてその動きはまるで蝶が舞うようにヒラヒラと動くような感じですよね。


ボールを支配するには脚の速さももちろんですが、
相手と正対して競り合う時などは、
細かい体の動きが素早く出来ると有利では無いかと思います。
(実際やってみて感じました)


この時に必要な動きというのが、
「体幹」のしなやかな動きと、
「股関節」の素早い回旋動作では無いかと、私は分析しています。



体幹は、固めるトレーニングより、動かすトレーニングを!



「体幹のしなやかな動き」とは、
背骨の機能を最大限に発揮した動きの事です。

具体的に言いますと・・



背骨は24個の椎骨という骨が積み上がって出来ています。
その接合部はそれぞれ関節になっており、
背骨が前後左右にしなり、そして回旋する動きが備わっています。

骨格 横から
背骨の機能
背骨の機能


この動作を力まずに自然に出せるようになると、
体幹の「しなやかな動き」が出るのだと思います。


背骨が細かく動くと、
部分的に必要なだけ体を動かして体の向きを微妙に変えたり、
重心を移動させたり出来ますし、
この背骨の動きによって手足の動きが連動するのです。




ただ、この体幹の動きは、
体の筋肉が固まっていると機能が低下します。

よく言われている「体幹トレーニング」のような、
体勢をキープする筋力トレーニングはこの機能を低下させます。


しなやかにユラユラ動きたいのに、
動かないように固めてしまうような働きをしてしまうのです。



”強い体幹”は”復元力”の高さ


ほとんどの方は、大なり小なり体が歪んでおり、
姿勢も崩れています。
そして、その姿勢に固定されがちです。
ですので、その状況で上述の体幹トレーニングをすると
その姿勢をさらに強固なものにしてしまいます。


体が安定すると、確かにコンタクト時に当たり負けしないとか、
動作を維持しやすいとかあるのですが、
これは何もガチッと固める必要は無いのですね!

むしろ、固めてはいけないのです。

では無くて、「衝撃をかわして元に戻す」力が必要なのですね。


ビルで例えるなら、
「免震構造」です。


前後左右に細かく揺れつつ、
ニュートラルの姿勢に戻る事が出来れば、
結局「ぶれない体幹」になるのですね。
トップアスリートの動きをスローでよく観察してみると、
背骨が四肢の動きと連動して前後左右にたわんでいます。

体幹のこういう動きが、四肢の動作のダイナミックさも生むので、
体幹の動きを制限するような固める体幹トレーニングはしてはいけないのです。



やってみよう!”脱力系体幹トレーニング”


このコラムを書きながら、
どんどん書きたい事が出てきたのですが、
それは次回以降さらにという事で、
今回は、「免震構造」の体幹をつくる
「脱力系体幹トレーニング」というのをご紹介します。


やり方はとても簡単です!

最初に動きの硬い肋骨まわりをストレッチし、
その後その部分を動かすだけです!
詳しくはこちらの動画をご覧頂きながらお試しください。










久しぶりにやりましたが、
サッカーってハードなスポーツですね・・・
ボールを持ってドリブルしたり、
ボールやゴール方向などに向かったりする時にダッシュしますよね?
それを何度も繰り返す。
これがやはり40代のオジサンには堪えますね・・。
でも、楽しい時間でした。

この記事を書いたプロ

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