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前田利之

一人一人のコンディションに合わせたピラティスのプロ

前田利之(まえだとしゆき) / ヨガ・ピラティスインストラクター

ピラティススタジオMAEDA

コラム

自宅にて正しい運動をして欲しいという思いから(その2)

2020年4月15日

テーマ:正しい運動の選択

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: ピラティス 基本姿勢改善パーソナルトレーニング

正しく姿勢とは

正しい姿勢の状態とは、筋肉がもっとも効率よく働くことができ、関節や肺、内臓に負担のかからず、
そして筋肉や骨格が歪みや怪我、そして変形などいかなる状態にあったとしてもそれを支持できる状態である事を指します。
つまり正しい姿勢とは
「個人の正しい習慣が身体に健康的に良い影響を与えたもの」 という事なのです。

立位における正しい姿勢



正しい姿勢を確認する際にチェックするポイントは『骨の位置』です。
(※これからご案内する評価方法は世界的に医療現場やスポーツの現場で多く用いられている姿勢チェックの仕方になります。)

❶横から見た時の理想的な姿勢

•耳(もしくは頭蓋骨乳様突起)
 I
•肩峰(肩の骨の一部)
 I
•大転子中央(太腿の外側にある骨の出っ張り
 I
•膝蓋骨(膝の皿)後面
 I
•外果(外側くるぶし)の前方

アライメント(横)正しい姿勢

❷正面から見た理想的な姿勢

•鼻
 I
•胸骨もしくは剣状突起中央
 I
•左右ASISの中央
••股関節
 I I
••膝蓋骨中央
 I I
••足関節、第2中足骨が同一直線状

アライメント(正面)

❸そしてさらに骨盤の正しいチェックの仕方
左右にある上前腸骨棘(ASIS)と、恥骨を結んだ3点を“骨盤の前方トライアングル”が地面から真っ直ぐ垂直である事。

そして左右に肋骨が12本ずつあるのですが
10番目の肋骨の前面の端がASISの垂直位にある事。

骨盤前方トライアングル

第10肋骨

❶❷❸を姿勢と比べてみてください。
チェックするポイントが揃っていれば
理想的な姿勢という事です。

では反対に
チェックポイントがあっていなかった姿勢
=不良姿勢 は以下のように分類する事が出来ます。

①上位交差姿勢(円背・頭部前方変位姿勢)
②下位交差姿勢(腰椎前弯姿勢)
③平背(flat back)
④凹円背(sway back)
⑤側弯


①〜⑤について
解説とおすすめのエクササイズを
次回以降説明させて頂きます。

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