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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅のプロ

福味健治(ふくみけんじ)

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コラム

地場の工務店が良いか、ハウスメーカーが良いか

【賢い家造り】

2018年5月5日

プロが見ればどちらも同じ

主に住宅建設の請負業を手掛けられている会社の形態として、地元を中心に活動されている工務店と、日本全国規模で経営展開されているハウスメーカーとがあります。問い合わせの中にハウスメーカーと工務店のどちらに依頼するか迷っている、と云うお悩みをよく聞きます。
プロの目から見れば、会社の規模が違うだけでその他の違いは微々たるものです。一般の方が気になる事と、プロが気にする事には差が有りますので、拍子抜けするような回答ですが、どちらも同じ建築請負業です。

ブランド力ってあまり意味がない

一般の方々が気にする差は、ブランド力・信用度・対応力と云ったところでしょうか。プロはこのような点をあまり気にしていません。強いて云えば対応力ぐらいです。
ブランドとは何でしょう。ブランドとは客観的な他人の評価ではありません。もちろん自分の評価でもありません。他人が良い思っているだろうと、思っている自分の感覚がブランドの正体です。
ブランドはその住宅の性能や文化的価値(美しさ)を表現したものではありません。ブランドに惑わされている人は、良い物を買っている訳では無く、良さそうだと思う物を買っているのです。

請負業と製造業

それでも何かハウスメーカーと工務店が違うと感じている方のために、建築請負業とは何かをご説明します。
請負業は、製造業とは明らかに違います。
製造業は自らが製品を製造しそれを販売する業種です。
請負業は自らが生産することはしません。依頼主から依頼を受けて、各職種の専門家を集めてきて、製品を製造させて、依頼主の求める一定の性能を有する製品を製造することを請け負うのが仕事です。
つまり請負業の本質は、その製品の着工から竣工に至るまで工事を采配する人。つまり現場監督さんです。
極論すれば、何も実態が無くても携帯電話一本あれば出来るのが建築請負業です。
ここで疑問に思われるかも知れません。ハウスメーカーさんは自社で製品開発し自社の工場で製品を製造しているではないか・・・そう見えるかも知れませんが、その部分が請負業ではありません。あれは壁や屋根を作っている建築部材の製造業です。窓を造るサッシュメーカーやキッチンを造る住設メーカーと同じ範疇です。

ハウスメーカーの実態

では本質の請負業は誰が担っているのか?と云いますと○○ハウスと云う建築部材の製造業を営む会社の下請けの建築
請負業者が請負業をしているのです。ハウスメーカーの作業服を着て、ハウスメーカーの名刺を持って、下請けの工務店が家を造っているのがハウスメーカーの実態です。プロが見て差を感じないと云う意味はそう云う事です。

信用度は違うのか

信用度も違うのでしょうか。信用の実態って何でしょう?会社の規模でしょうか?財務内容でしょうか?イメージでしょうか?世間の認知度でしょうか?
家造りは生涯を賭けて行う大事業です。そもそも信用の無いところに発注出来ません。中小の工務店であれ、ハウスメーカーであれ、風評に頼る事無く信用調査は事前に行われた方が良いに決まっています。ネットで大手メーカーの風評を調べれば信用度では中小・大手の差がつかない事は簡単に分かります。

プロならどちらを選ぶ?

では、プロが自分の家を選ぶ時、地元の工務店と、ハウスメーカーのどちらを選ぶかと聞かれれば、「請負業者の規模の大小では選びません」と云うのが答えです。家造りを思い立った時、どの会社に頼むかの前に、どんな家に住みたいのかを真剣に考えます。生涯をかけて支払うローンが待っているのですから、数年で飽きてしまう様な家は造りたくありません。その結果として自分の夢を最も安く叶えてくれそうなビルダーを選択します。規模の大小では選択しません。

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