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コラム
ねじれる会話
2017年12月12日 公開 / 2020年10月25日更新
前回は、相手の言葉を、
あなたの脳が無意識に、
省略・歪曲・一般化して、
あなたが都合良く理解する省略について
話しましたので、今日は歪曲について
お伝えしたいと思います。
事実でないことを事実であるかように
受け止めてしまうことがあります。
これが歪曲です。
例えば、
「あの人の人生、終わったな」
↓
生きている限り人生は終わらない
「遅刻ばかりする奴はやる気がない」
↓
遅刻したら何故やる気がないことになるのか
「Aさんは私のことを嫌っている」
↓
Aさんが嫌ってることが何故、分かるのか
「この仕事は私に向いてない」
↓
誰が向いていないと判断したのか
上記の例のように、現状を
歪曲して受け止めている相手に
少し掘り下げた質問をすると、
思い込みの根っこにある本来の感情が
引き出されることがあります。
私たちは日常会話の中で、
言葉足らずの情報を、双方が都合良く
埋めながら会話を成立させてます。
大切な打合せなどは、
双方に思い込みがあることを前提で
「私はこのように理解しました」と
確認を取りながら会話すると
致命的なミスコミュニケーションは
起こらないでしょう。
【小さな実践】
歪曲の中の根っこになる感情が
何故、湧き出たのか考えてみる
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