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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

感情を捨てて片付ける

2017年5月18日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:人生の軌跡と羅針盤

コラムカテゴリ:スクール・習い事

今、部屋の中のいらないモノを
どんどん捨ててます。
これまで捨てた量は一番大きいゴミ袋15袋分
しかも片手では持てないくらいの重量。
多分、1トン以上かも(笑)

よくこれだけあったものだと
感心すると同時に、この部屋の総重量は
いったい何トンだろうか・・・
などと思ったりします。

パートナーと一緒に片付けてると
捨てようかどうしようかと考える間もなく
捨てられてしまいます(笑)
実はこの容赦ない彼女の行動こそが
私にはないもの。

考えていると捨てられないので
「考えない」というスキルを持っているんですね。
人のモノだからできると思うかもしれませんが、
彼女は自分のモノでもそれができるのです。



整理



私はある発見をしました。

行動する前に
「考える」という行動を挟んでないかと

例えばね。

片付けをすると決めたとします。
片付けには処分がつきものですが、
処分する前にこう考えるのです。

後で使うかもしれない・・
これは想い出のモノ・・
高価なモノだから捨てるには惜しい・・
これを明日から使おう・・
探しモノが見つかった嬉しい・・

こんなことを考え出すと、もう何も捨てられません。
何年も使ってなかったものは
殆ど必要がないモノ。
この当たり前の理屈が「考える」ことが始まると
分からなくなるんです。



私のクライアントさんが自宅の塀に
スプレーで落書きをされて困っていました。
一度、スプレーされた部分だけ塗り直したのですが、
やはり落書きは止まりません。

私がアドバイスしたのは、
「塀の全面をきれいに塗り直して下さい」
これにはクライアントさんが反対しました。
だって消しても落書きは止まらなかったのですから。

私が費用を半分持つからやりりましょう
と説得して塀の全面をきれいに塗り替えたところ
その日から落書きはなくなりました。

この話のような例は結構あります。

人はきれいなところは汚したくないし
最初に汚すのはとても勇気がいることです。

部屋の片付けも同じで
今まで片付けをしようと思ったことがなかったのに
今では毎日、何かしら片付けている自分がいます。

誰でもそうですが、汚いところより
きれいなところ、美しいところ、
爽やかに感じるところが良いに決まってます。

パートナーから教わりました。
片付けのコツは
身の回りで一番目立つところで
早く片付けられる場所から片付ける。

これです。


倦怠感、ネガティブ思考からの脱出法は
私の場合、「片付け」かもしれません。




【小さな行動】
とりあえず、あなたが一番長く居る場所の
目立つ場所を片付けてみる


 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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