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コラム
年齢と記憶量の関係
2020年5月1日 公開 / 2020年10月25日更新
突然ですが、あなたは記憶力が良いですか?
私はド忘れが多くて、台所に何かの用でいくと、はて?何の用だったかと、立ち尽くすことがあります。そんな時に思い出すコツをひとつ。
用があるその場所で周囲を見渡してみる。それでも思い出さない時、用を思い付いた元の場所に戻ってみる。それでも、思い出さない時はあきらめること。
記憶と言えば、学校の先生には感心します。小学生の頃、担任の先生は3日ほどで40人ほどの教え子全員の氏名を覚えていました。すごいスキルですよね。
歳をとると、記憶力が衰えると言いますが、若い頃と比べて好奇心が少なくなるからかもしれません。記憶力の良い人は、記憶する時に、脳の中でカテゴリー別に分けた本棚に本が置かれるように記憶を置いているようです。
このやり方は、本棚に整理する際に、一つひとつにキーワードを結びつけるのがコツです。記憶がカテゴリー別に分けられているので、関連するキーワードによって記憶が呼び出されます。
私のように無造作に本棚に積み重ねるタイプは、目的の本を探すのは容易ではありません。成長した脳は、50歳も10歳の脳もほぼ同じ記憶容量があるそうです。
例えば、10歳の脳は、1万個入る容器に500個入っているとしましょう。一方、50歳の脳は1万個入る容器に8000個も入っている状態です。どうみても大人になればなるほど、容器の中を整理しながら入れないと入りませんね。
容器がいっぱいになると出し入れに時間がかかるのも納得ですよね。記憶を呼び起こす時も、500個と8000個ですから検索速度が違って当然。
このように考えると、大人は蓄積した記憶量が、子供より圧倒的に多いので、もの覚え悪く、ど忘れが多くても仕方がないことです。 実は子供も物忘れが多いのですが、大人のようにいちいち気にしてないので目立たないだけです。
このように分析すると、歳を取ると覚えられないと考え方は変えなければいけませんね。
このコラムでご質問があったらお気軽に連絡下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「資格を取得するために実践した記憶法」
色々ある記憶法
◇「記憶をカテゴリ分けの本棚に戻す」
記憶の再固定とは
【小さな実践】
普段から記憶したいことをキーワードと結びつけて本棚に整理する習慣を身に付ける
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