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コラム
1万分の1のスペシャリストになるには
2018年12月7日 公開 / 2020年10月25日更新
今回は昨日の続きで、
時給800円と8万円では何が違うのか?
答えは「専門性と希少性」です。
1万分の1の存在
1万分の1の存在というと、何かすごい人のように思うでしょうけど数字で見るとたいそうに見えるだけです。では、100人に1人だったらどうですか? これならなれそうな気がするでしょう。
少し話がそれますが、義務教育の9年間、基本的な教育を受けると日本で生活する上では、なんら支障はありません。9年間を単純に実働時間にすると約1万時間になります。
通常、1つの仕事を1万時間するとベテランの域になり、何も経験のない人からすると
100人に1人の存在、いやそれ以上かもしれません。
あなたが退職する前に、経験した仕事が100人に1人の知識や経験だとします。それにプラスして、あなたの強みや専門性を引き出し、さらに知識や技術を磨けば100人に1人の存在になります。つまり、100×100は10000です。
過去の経験と、さらなる強みと専門性をかけ算するとあなたも1万人に1人のスペシャリストになれます。どうですか、現実的になってきたでしょう。
例えば、爪の手入れをしていた専門家とアートをかけ算したネイルアーティスト。アロマの専門家とセラピストをかけ算したアロマセラピスト。このような専門家は、昔はいませんでした。
これに最初に旗を立てた人は、まさに1万人に1人の存在でした。今では増えすぎて更に何かをかけ算しないとスペシャリストにはなれません。
テレビに出たことがあるお笑い系のツアーコンダクターの男性のツアーは、今でもすごい人気らしいですよ。お笑い×ツアーコンダクター。まさに1万人に1人の存在です。
さらにこの男性が英語力を身に付けると、100×100×100=100万人に1人の外国人のためのコメディアンツアコンこれこそオンリーワンですよね。
どうでしょう専門性と希少性がどれだけ大切かがお分かり頂いたでしょうか。
【小さな実践】
発明は◯◯と◯◯をプラスしたりマイナスしたりするが、◯◯と◯◯をかけ算するとはどのようなことか考えてみる
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