- お電話での
お問い合わせ - 090-7188-8785
コラム
筋肉の柔軟性は、あればあるほどいいのか?
2019年9月17日
筋肉は、柔らかければいい訳ではありません。
ストレッチをやり過ぎると、却ってケガをしやすくなってしまうかも・・・
今日は、筋肉の柔軟性と、それを促すストレッチのお話です。
ケガを防ぐために、ストレッチが必要と言われます。
筋肉が硬いとケガの原因になるので、筋肉の柔軟性を高めようと言います。
体は柔らかい方がいいと、頑張ってストレッチをされている方も多いと思います。
ストレッチも、やり過ぎは禁物!その訳は・・?
そんな体に良さそうなストレッチですが、
やり過ぎは禁物です!
柔軟性が増した代わりに、筋肉に”張り”が失われてしまいます。
とりわけ、静止状態でストレッチする「スタティック・ストレッチ」は
要注意です。
あまり筋肉の柔軟性を高めることを意識し、
伸ばすことばかりに固執してしまうと
筋肉に必要な”張力”が無くなっていってしまいます。
筋肉が古くなったパンツのゴムのように、緩くなってしまいます。
これでは柔らかいだけで、使い物にならない筋肉です。
また、筋肉は関節を護る役割もあるので、適度な強さ・硬さは無くてはなりません。
柔らかくなっても、古いゴムのように張りが無い筋肉は、
関節をまもってくれず、かえってケガのリスクが高まってしまうのです。
過度なストレッチは、筋肉の強さを奪ってしまいます。
良質な筋肉には、”反力”がある
新しいゴムがしっかり伸び縮みしてくれるのと同じように、
質の良い筋肉は伸ばすと縮もうとする反力が働きます。
これが瞬時に大きな力を生む要因になるので、
スポーツでも必要な能力になります。
この力を促すには、ストレッチでも伸ばす部位を動かしながら伸ばす
「バリスティック・ストレッチ」の方が適していますが、
例えばジャンプしてしゃがむような、
体を大きく動かし尚且つ速い動作を続けて行う事で
筋肉はほぐれます。
張りを保ち、且つ適度な柔軟性を保つには、
伸び縮みの連続動作を大きく行ってあげる事が効果的です。
関連するコラム
- ランニング 走力を大きくUpする為に、体の正しい機能を知ろう!① 2019-08-01
- 【腹筋トレーニングの新説】腹筋は、”伸ばして”鍛えよう! 2019-07-10
- ドローイングではお腹は凹まない!本当はこうするお腹の凹ませ方 2021-10-25
- 運動をすると腰が痛くなるのは、腰から体を反り過ぎているから!【スポーツ・ダンスのボディケア】 2021-09-14
- 筋肉も、”鍛え方”が大事! 2019-10-22
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
八巻稔秀プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
指導中電話に出られない事が多いので、出来るだけメールフォームでのお問い合わせをご利用くださいませ。
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
八巻稔秀のソーシャルメディア