マイベストプロ京都
小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

ポジティブをランキングチャートで見える化する

2019年6月23日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:コーチング・セッション

コラムカテゴリ:スクール・習い事

ランキングチャート


昨日の続き、飲酒を制限したいというクライアントさんのコーチングで、もう1つ感動したことがあります。このクライアントさんに習慣は「ランキングチャート」と同じという話をしたことがあります。

そのランキングチャートをヒントにして、こんなチャートを作っていました。「人生に楽しいことを増やそう」ランキングに、毎月、1番から15番までのランキングを付けていくそうです。

これを見るとやはり飲酒が、ランキングの一番楽しいになっていました。正直で良いことです(笑) 嬉し楽しいことを正直に書いていくと、これを基にしたセルフコーチングができます。

クライアントさんに「飲酒は本当に楽しい感情だけでしょうか?」と質問したところ、「また飲んでしまった」という後悔の念があります。つまり、飲酒には「楽しい」と「後悔」の対局の感情があることが解りました。

続いて「5位、6位、7位、9位の空いている部分には何が入るのか?」の質問に対して、「何かありそうなので空けていますが、6月中には埋まります」とのこと。

「コーチングが8位なのは、どのような理由が考えられるか?」の質問に対して、「飲酒した日が多いとコーチングが消極的になります」とのこと。

これらのランキングの動きを見ながら、自分に問いかけをすることで、思いがけない気付きを発見できます。

順位

このクライアントさんは、継続できそうなことを見つけては、このようにアレンジして見える化しています。素晴らしいですね。いくら私に宿題を出されても、やっていて辛いことや継続できそうにないことを正直に話してくれます。

暴飲暴食の「飲みたい」「食べたい」という行動のトリガーになるものは、1つとは限りません。何の目的で飲みたいのか、何の目的で食べたいのかを、自分に問うてみると気づきが出てくることがあります。

良かったら参考にしてみて下さい。


下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「周囲を観察して悪習慣の起動スイッチを探せ!」
感情の起動スイッチを見つけるには

「悩みや問題にぶつかった時に実践すること」
悩みや問題を客観的に観察するには

「強い動機の源が劣等感」
他者の目を意識する裏には何があるのか



【小さな実践】
嬉し楽しいことを書き出し、それらの価値観と固定観念を掘り下げてみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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