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肩、腕、インナーを使って痛くない流れを覚える

2019年7月11日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

肩、腕、インナーを使って痛くない流れを覚える

怪我したり、思い当たることがないのに
肩や腕が痛いという時
その原因は殆どが力の流れを遮った状態で
無理矢理に使っていることが多いと私は思います。

たまに痛みが出るという方に、流れを遮らずに使うために
誘導しながら、シミュレーションしてもらいました。

痛くない流れを探す1
正面に手をついて、手首から肩甲骨まで
つながりを作ります。
この時、肩甲骨を脇の下で固めてしまう人が多いです。
腕から肩が詰まる意識の仕方の違い(2019年7月3日)の
最初の画像がその状態。
これを詰まらせないで流れができるように使います。
流れが行く場所をどこに意識するかで変化します。
痛みが出る人は痛い個所をそのまま動かしています。

痛くない流れを探す2
痛くない流れを探す3
体幹側を動かして、腕がねじれないように方向を合わせ
手が後ろにあれば、鎖骨も引いて
体幹側も体の裏側で使えるように誘導して
痛みのない肩甲骨のはがしかたになっています。

痛くない流れを探す4
床に肘をつこうとしています。
これも腕に重みをかけるのでなく
肩甲骨をはがし、体幹側で動かすようにして
それに腕の方向を合わせています。

痛くない流れを探す5
肘をついたところ。
これを腕に重みをかけてした場合は
腕はねじれ、前肩になります。
それでできなくはありませんが、ずっと続けていると
痛みが日常化します。
見た目にも楽に見えます。

痛くない流れを探す5
ここから起き上がるとき。
腕の力で起き上がるのでなく
背骨をしならせて、体幹主導で起き上がっています。

ここまで、痛みが出る時の使い方と方向を注意したり
誘導したりしながら、やってみて
その後は自分自身でやっていただきました。

一度で身につくことではありませんが
そこで
「肩が悪い、腕が悪い」
「治してもらおう」
と思うのでなく、
自分の使い方に無理があるのだと思いなおして
自分の体の状態がどうなっているのかを知り
痛みのない方向と使い方があることを知っていれば
自分自身の取り組み方次第で
大抵のことは改善できます。

考える方向が少し変化すれば
からだも変わっていきます。

インナー使うってどうするの?
そんなの普通に動かせないでしょう?
と殆どの方が思っています。

もちろん、したことがないことは何でも難しいこと。
が、先入観がそう思わせているだけで
意識を変えてみれば、動かせるところがあります。
初めは教わることも必要です。
動かすきっかけができると
頭のほうは、方向がどちらか探すことができると知っているので
少しずつ、自分で見つけることもできるようになっていきます。

参考:先のリンクから、必要なコラムを見られます。
   壁を使って背骨の可動域を出す(2019年6月30日)
   壁を使って肩甲骨~腕のつながりを覚える(2019年5月19日)
   インナーの感覚がなかなかつかめない人に(2019年5月10日 )

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