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うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

自分ができる段階での『最大』を通ること

ワークショップ セミナー

2015年4月11日 / 2018年8月15日更新

自分ができる段階での『最大』を通ること

うまくできないことは、よく見ると、うまくいかない原因があるが
ここまでなら自分自身でコントロールできる段階で、最大限に使うことを経ていくと
次の段階の感覚が少し感じられるようになる。
感じられたことをまた丹念に体に染み込ませて、そこでの最大を通ると言う繰り返しで
徐々に感じられることが変化していき、無理だと思っていたことが可能になっていく。

昨日のワークショップでも、いろんな体の問題をそれぞれお持ちだが
段階を踏んでみた。

例えば「立位体前屈」をする時
曲げようとするとお腹が苦しかったり、腿裏や膝裏が痛いなどで
とてもできないと感じている場合も、まず

写真のように坐骨と膝が長い状態で、お尻が踵より後ろに行くように座れば
お腹が自然に無理なく伸びる感覚がわかる。背骨を意識しての正座からの立ち上がり


正座から股関節を引き込んで折りたたみ、体幹部分を伸ばそうとするとき
肋骨が縮んだように食い込んでいると、背骨は伸びてくれないし
肩甲骨の位置が上や左右にずれていても思うように伸びてくれない。

ひとつ前の写真のように正座で座っている時のように
体勢が変わっても、同じ感覚で伸ばせる状態を覚えて伸ばしてみる。
腰が丸くなってしまったり、伸びにくい人は、肋骨やお腹を触って確かめて。

背中ばかり押していたり、反るだけになっていたり、お腹が縮んでいたり。
伸びない原因はここにあるはず。


背骨が均一に伸びた状態で、上半身を引き合い、股関節を引き込むと
自然に膝が折れる状態になる。
しっかりお腹が伸びた状態では、自然に折れ曲がる坐骨~膝は長く伸びているので
脚へのきつさはないが、ここできつさを感じる場合は
脚が本来生えていない方向に意識があるので、股関節から地面へと
脚が生えている方向に力が流れていくイメージをもって。

股関節をより引き込んで、お尻が上に引っ張られ、肋骨が内側にはまり込まず
肋骨の形がそのまま感じられるように方向を調整しながら伸ばしていく。


膝を伸ばしていくときには坐骨から土踏まずへ抜けるように
折れた膝をはめ込まないように注意して、股関節から伸びる方向を考えて伸ばしていく。
頭をしたにひっぱるのでなく、肋骨の方向を斜め遠くに伸ばせるようにして行く。


ここから肋骨はバケツの底を天井に向けるようにすると更に二つ折りに近づく。
方向が決まれば、肋骨の力を抜き、頭の力も抜いてぶら下がる様に
お尻は天井の方に高くしていく。

昼間のレギュラークラスでも全員の段階が上がり
夜のワークショップでも、まだ腿裏などに違和感がある人はいたが
「体中に血が巡る感じ」と
今までに伸ばされたことのないところまで背骨が伸びる感覚を味わってもらった。

頭が上を向いている時にはわかっている感覚も
体勢が変わるとわからなくなりがちだが
まっすぐの立っている場合の方向を思い描いてみる。

未体験の感覚を通って、それを当たり前の意識にしていく。
自分ができる段階で「最大」を感じたことのない人が殆どだ。
それを感じて、初めて次のステージに引っかかっていく。

自分の思う「これができるようになりたい」も
直接その練習でなく、アプローチが違ったとしても
それによって、つながった体全体の変化ができてくる。
どれも無駄にならない。

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