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コラム

描いた未来が現実になる

2022年6月25日

テーマ:組織改革

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 企業研修人材育成 研修

「どうせ、やっても無駄だろう」

「ダメかもしれない」

「やっぱり同じ結果に終わる気がする」

と、口にするのはもちろん、そんな思考が浮かんだり、不安が表情や言動に出たりすると

その未来が現実になります

これは、自分自身に対しても、
上司部下、同僚、家族に対しても同じ。

例えば、いつもなかなか勉強しない子どもが、今日は自分からすすんで勉強している姿を見た時、

「珍しく勉強してるんだ。どうせ今日だけだろうけどね」

と思えば、そうなる。

でも、

「自分で勉強しようと思って机に向かったんだね。お父さんも仕事頑張ろうって思えたよ。ありがとう」

と声を掛けてあげたら、子どもは、明日も頑張ってみようかなと思える。

未来は大きく変わります。

自分の感情の未来を決めるのは、他人ではなく自分です。

「でも、どうせそのうち勉強しなくなる」

「やってみたけど、やっぱりダメだった」

って思うかもしれない。

それでも、自分が理想とする未来を信じて実践してみて。

私が、東京で初めて「勇気づけ」を学んだとき、宿題として「実践する」ことになりました。

そのときの私はまだ疑心暗鬼で、本気で実践する気はなかった。

同じ関西から参加していた女性と一緒に東京駅の売店で、帰りの新幹線で食べる弁当を買っている時、
レジで私の前に並んでいたその女性が、売店のアルバイトの男の子に勇気づけを実践している姿を見ました。

「あっ、さっそくやってる」と驚いた。

その時、それまで無表情で淡々とレジをしていたアルバイトの男の子の表情が緩み、
笑顔で「ありがとうございます」と返しているのも目の当たりにして、

「やらなきゃ何も変わらないけど、やれば変わる可能性があるんだ」

と思いました。

もちろん、毎日実践できているわけではないし、
やっても変化が起きないこともあります。

でも、5年前と今とで比較したら、大きく変わっています。

少しの勇気でいい、一歩を踏み出す勇気さえあれば、変わります。

あなたが、もし今とは違う理想の未来をもっていて、それを叶えたいと思うなら、

とりあえず一歩でいい、踏み出してみて。
それでもやっぱりダメで、勇気が挫かれても、私が全力で応援するから。

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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