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コラム

立ち話コーチング

2022年6月27日

テーマ:コーチングコミュニケーション

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: コーチング やり方人材育成 研修企業研修

とある施設の相談員さんと話した時の会話。

相談員さん
「先日、利用者さんのご家族からクレームがあったんですが、
内容を聴くと、明らかにうちのスタッフが悪かったんです。
なので、謝罪しようと思ったんですが、部長はダメだと言うんですよ。理解できないですよ。
あぁーあ、辞めよかな」


「そんなことがあったんですね。部長に反対されたその瞬間はどう思ったんですか?」

相談員さん
「こっちが悪いのに利用者さんに謝罪しちゃいけないって、何考えてんだって思いましたよ」


「何考えてんだ!そりゃ、そう思いますよね」
「で、その時、部長は何思ってますか?」

相談員さん
「・・・」
「太田さん、何かわかった気がします」


「というと?」

相談員さん
「立場的にいろいろあるんだろうなぁ、ってふと思いました」


「立場的にいろいろある?例えば?」

相談員さん
「その当事者のスタッフの気持ちとかもあるし、同じ謝るにしても時と場所を考えないといけないとか」


「あーそうかぁ。なるほど!部長はそういうことを考えたかもしれないですね」

相談員さん
「自分の立場でしか考えてなかったですけど、部長の立場だからこそってこともありますもんね」


「なるほど、それに気がついたんですね」

相談員さん
「なんだか、また頑張れそうな気がしてきました。ありがとうございました」

私自身は、コーチングの形だとかどうとかまったくこだわりはありません。

なんとなく話して、なんとなく気分良くなってもらって、頑張れるようになったらそれでオッケー!

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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