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コラム
執着を手放す
2022年9月2日
「◯◯しなければならない」を基本的に手放しています。
一番極端な例を挙げると、
「仕事をしないとお金が稼げない」
「お金がないと生活できない」
がわかりやすい。
個々の事情は違えど、多くの方はそうですよね。
財テクや親の遺産で暮らしている人だって、お金があるから暮らしていけるわけで、
そうでなければ、生活のために仕事をしないといけない。
あくまで、私見ですが、
そんなことは、他人に言われるまでもないですし、
特別に意識しなくても、みんなわかっていることです。
なので、私はあえて手放しています。
「じゃあ、あんたは仕事しないの?お金いらないの?」
と言われるかもしれませんが、そうではありません。
意識しなくても「する」のであれば、意識しなくてもいいし、
そのぶん、別のところに意識を向けたほうがいい。
もっとありきたりな言い方をすると、
「必死にやっても、楽しんでやっても、仕事は仕事」
だったら、楽しんだほうがいい、と私は思っています。
もちろん、必死にやるほうが生産性が上がるとか、結果が出る、というのなら、それはそれでオッケー。
ただ、人間は必死になると、必然的に視野が狭くなります。
視野が狭くなると、周りが見えなくなり、ミスが増えたり、周囲に気づかいができなくなります。
なので、あなた自身は結果を出せても、周りの生産性が落ち、
組織全体で見ると生産性が低い、ということにもなりかねません。
個人事業ならともかく、組織で働く場合、あなたの働く目的はお金であっても、組織全体で見ると、組織の目的があるわけですから、
それを満たさないと、みながハッピーになれません。
仕事、お金という観点だけでなく、いろんなことが同じように言えます。
なので、私は「しなければならない」を手放しています。
この「手放す」には、さらに効果効能があります。
いわゆる「執着」をしなくなるので、空気感が良くなります。
空気感が良くなると、周りでイイことが起こるようになります。
いや、正確に言うと、
イイことに気づけるようになります。
日々の喧騒の中では気づけない、周囲のちょっとした心遣いや、「ありがとう」と言いたくなることが増えます。
そんな副産物が、さらに空気感を良くしてくれます。
職場や家庭で、「空気が重いなぁ」とか思うことがあったら、いろいろ手放してみてください。
結果的にその場の空気が変わるかもしれませんよ。
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