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コラム

脚は太く短いのと細く長いのとどちらがいいですか?

2016年2月19日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

脚は太く短いのと細く長いのとどちらがいいですか?


伸ばした脚が太く短く見えるのと
同じ足がほっそり長く見えるのとでは、どっちがいいですか?

特別な理由がない限り、長く見える方がいいですよね。
ちょっとした意識の加減で脚を短く使っている人は多いと思います。
「短い」のではなく「短く使っている」は違いますよね。
「短く使っている」は「長く使える」希可能性があると言うことです。
太く見えるのはそこにいらない力が入っていることが多いと言うことです。

単に立っているだけ、膝を折っただけでも全然違うのに
アラベスクなどしたときに、短く太いバージョンでした日には・・

バーを持って後ろにタンジュ
こんなふうにバーを持って、脚を前後に開いた時。

股関節を折り込めていない脚
前、横しっかり折り込めた脚
上の写真はとっても太く短いですね。
して下さったご本人。
「うぎゃ~!」
と、のけぞってらっしゃいました。

赤丸印の軸脚の付け根。
前だけは折れていますが、横まで切り込むように折れていません。
この状態ですと、腿に力が入り、坐骨も感じられなくて
脚は内に内に入りやすくなります。
反対側もお尻と脚は離すことができていないので、楽に伸びてはくれません。

下の写真。
もちろん同じ方です。
どれだけ長さ、太さが違うか一目瞭然。
横まで切り込むように折れた付け根、反対側のお尻と脚は離すこともできて
骨盤と脚はしっかり分けられています。

青丸印の腰、お腹は反るのではなく長く縦に伸び、反って抜けてはいません。
背中を反らすようにした場合には、お腹がぼよんと落ちたような感じになります。
体幹から脚につながる状態をキープするには
体幹の流れをつなぐ感覚を持ったまま、
ジョイントがある状態で電車の次の車両のように坐骨~膝~更にその先へと流れを作っていきます。

脚を伸ばしていく時に長い方の足側の坐骨の位置を変えないように気をつけましょう。
骨盤ごと、がくっと下に落ちてしまうと、この張りは出ません。

脚を長く使えたプリエアラベスク
上の状態から両足をセンターで分けるようにプリエアラベスクした脚。
軸足はもう少し股関節を切り込むようにして、膝とつま先の方向も合わせてほしいけど
よく伸びています。
が・・膝をもっと抜いてみると更に長く伸びます。
伸ばす方向も生えている方向です。
クロスに入れようとして、膝下が違う方向になる人もあるので気を付けてほしいことの一つです。

軸足にがっつり載ってしまったり、前に載ってしまうと
短く太い脚になるばかりか、思うように長く使えません。
前になってしまう人はとても多いので、気をつけましょう。

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