まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ神戸
長谷川満

子どもの自信とやる気を引き出す教育のプロ

長谷川満(はせがわみつる)

家庭教師システム学院

コラム

龍野子育てつどいの広場での講演会。テーマは「無為の子育て 〜あなたのままで100点満点〜」

教育・人権講演会

2017年9月20日 / 2018年9月21日更新

 今日は午前中、たつの市はつらつセンターへ子育て講演に行ってきました。

 



 龍野子育てつどいの広場さんの「わくわく親子講座」の1回目です。
 合計2回ありまして、どちらも同じテーマ、同じ内容でお話しします。
 テーマは「無為の子育て ~あなたのままで100点満点~」。
 聞いてくださるのは主に0~3歳のお子様をお持ちのお母様方約25名です。

 



 
 最初に詩「あいってなあに?」の誕生秘話をお話ししました。






 愛とは人の心を明るくするものです、人の心を暖かくするものです。
 その愛をあなたが私に持ってきてくれた。
 そんなふうに愛を伝えられたら素敵だなとの思いからこの詩が生まれました。


 さて、今日は「無為の子育て」というテーマでお話しさせていただくのですが、
 この「無為(むい)」という言葉は今から2500年前の中国の老子の言葉です。
 無為とは「こうしたらいいやろ、ああしたらいいやろと計らわないこと。自然に任すこと」です。
 無為の反対が「作為」。
 こうしたら上手くいくやろと色々とやることです。
 だから無為とは、そういう「はからい心」を捨てるということです。






 みんなね、子どもを持つと賢くしたくなるのね。
 それで早くから通信教育をやらせたり、早期教育をやらせたり、勉強を強制したりするわけですが、そんなことしたら子どもは勉強が大嫌いになってしまいます。
 子どもは勉強が嫌いなんじゃなくて、自由を奪われて、やりたくないことをやらされるのが嫌いなんです。
 それが勉強なら勉強が嫌いになります。
 勉強を嫌いにさせるのはとっても簡単です。
 嫌がってるのを無理やりやらせて、叱ってばっかりいれば嫌いになります。

 子どもに勉強を強制して、大嫌いにさせて「ちっとも勉強せえへん」言うて悩まはるんです。
 おかしいでしょ。
 子育ての悩みの80%以上は、実は親が自分で作りだしているんです。

 そのあと資料をもとに事例やエピソードを交えながらわかりやすくお話ししました。

 
      無為の子育て    

   1、いい子にしようとしない
   (あなたでいい、あなたがいい)

   2、甘えを許し受け入れる
   (あなたもわたしもダメでいい)

   3、自然にお任せする
   (私には何もできません)

   4、愛や喜びや幸せを受け取る
   (私の許に生まれてくれてありがとう)

   5、自分のエゴに気づく
   (「あなたのため」は自分のため)

 無為の子育てとは「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの自分でありのままの子どもを愛し育てていく。それが一番楽で、一番幸せで、一番子どもが伸びる子育てです。」






 最後の「5、自分のエゴに気づく」ではこのようにお話ししました。

 皆さんはこれからお子さんを育てていかれる中で、
 「強い子になってほしい」とか、
 「賢い子になってほしい」とか、
 「優しい子になってほしい」とか、
 いろいろ望まれると思います。
 それは全部親のエゴです。
 
 これ、逆の立場になって考えるとよくわかるんですね。

 お姑さんから
 「強い嫁であってほしい」
 「賢い嫁であってほしい」
 「優しい嫁であってほしい」
 なんて望まれたらイヤでしょ。
 このままの私じゃダメなんですか!
 と腹立つでしょ。

 なぜか?

 それらは全部、お姑さんのエゴだからです。

 エゴとは相手に対して「こうあってほしい」と自分の勝手な願いを押し付ける心であり、相手に求める心です。
 エゴは不満や不安を生み出す心です。
 このエゴに心を占領されてしまうと不満や不安だらけになり、ついには不幸になってしまいます。
 エゴの反対ってわかりますか?
 エゴの反対は愛です。
 愛とは、今目の前にいるそのままの相手を大好きだと思うことです。
 どうして大好きだと思うのか?
 それはその目の前にいるありのままの相手からあなたが喜びを受け取っているからです。

 これは何も相手があなたに何かをしてくれたということではありません。
 その相手はただ目の前にいるだけです。
 あなたはそれだけで嬉しいのです。

 その喜びがあなたの心を明るくし、あなたの心を暖かくするのです。
 愛している人の心は喜びで満ちています。
 だから相手に対しても、この世界に対しても感謝しているんですね。
 感謝しているから幸せなんですね。
 





 人間はエゴと愛、その両方を持っています。

 皆さんは子どもさんからたくさんの喜びをもらうと同時にたくさんのことを子どもに求めてしまうでしょう。
 それは避けられません。
 だから子どものことはできるだけ、子どもの意思を尊重して、
 あなたがレールを引いたりすることのないようにしてください。
 でも、もし、子どもさんが
 「これ、どうしたらいいかなあ?」と尋ねてきたらどうするか?
 その時は「あなたはどうしたいの?」と
 いつも子どもさんの気持ちを聴くようにしてください。
 
 子どもを大切にするとは、子どもの気持ちを大切にすることです。
 そして子どもの気持ちを大切にしてあげたいと願う心こそ愛の心です。

 最後にこの詩を紹介して僕の講演を終えたいと思います。

  詩 「 子どもを幸せに育てるためのたった一つの問い 」

     あなたは目の前にいる

     そのままのその子を愛しているのですか

     それとも

     こんな子になってほしいという

     あなた自身の思いを愛しているのですか

                         byはせがわみつる

 

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲に乗せて、お一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。

 
 参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。





      < リンク >

 子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
 http://www.hariat.co.jp/ksg/

 不登校の子どもの家庭教師をお考えなら
 http://www.hariat.co.jp/ksg/futoukou.htm

 長谷川満の見方が変わる相談室
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/448895890.html

 長谷川満の講演についてはこちら
 http://mbp-kobe.com/hasegawa/service2/

 親も子も幸せに成長していくヒントがいっぱい!
 ブログ「長谷川満の親学講座」
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/

 気づきがいっぱい!子育てコラム「あなたのままで100点満点」
 http://www.koushinococoro.com/magazine/kyouiku/hasegawa_100/
 

この記事を書いたプロ

長谷川満

長谷川満(はせがわみつる)

長谷川満プロのその他のコンテンツ

Share

長谷川満のソーシャルメディア

rss
ブログ「長谷川満の親学講座」
2018-09-24