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谷津吉美

女性の悩みをやさしく包み込む漢方薬のプロ

谷津吉美(やつよしみ) / 薬剤師

有限会社むつごろう薬局

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コラム一覧:漢方の研究

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出るものと、入るもの

出るものと、入るもの

2019-01-16

東洋医学

私の漢方の師匠、田畑隆一郎博士が作りました「温成治病十五訓」というものがあります。病気を治すものが弁えなければならない教えを書いた十五の教訓です。その五つ目に次の事が書かれています。「汗、大小...

薬草畑の芸術作品

薬草畑の芸術作品

2018-12-14

この写真は当帰(とうき)の茎の部分が枯れたものです。生命の役割を終えて畑に横たわっていたものです。沢山の種を作ってくれました。今年は、当帰の苗づくりが始まりです。一級品の大和当帰の種を使い、良い苗...

漢方を音楽にする

漢方を音楽にする

2018-12-06

今回のお話は、作曲家、音育家、京都精華大学教授である小松正史さんです。私の希望する漢方音楽を作り上げた方です。とても人間性に優れている小松さんのこの曲に対する思いを聞いてください。 漢方は口...

手作り漢方「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」

手作り漢方「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」

2018-11-30

むつごろう薬局オリジナルの漢方薬の一つに、黄連解毒散があります。毎年この時期大活躍する漢方薬です。忘年会でお酒を飲まれる方にとっては力ず良い味方となります。この漢方薬ができたのは、1700年前。と...

五感を磨く

五感を磨く

2018-11-12

           (写真は、中国モンゴル自治区 甘草の生息地)皆さんこんにちは。 今年も残り僅かになりました。来年は「平成」最後の年となります。次の元号は何になるのでしょう。現代人の気持...

芍薬の根っこ

芍薬の根っこ

2018-10-22

写真は、今年の芍薬です。ただ、もう少し育ててみるともっと太くなりそうです。静岡から千葉八千代に引っ越した芍薬、良く育っています。勿論無農薬、有機栽培です。芍薬は栽培に6年かかります。私の人生であ...

表と裏  

表と裏  

2018-09-28

東洋医学

 さて、今回は大学での講義を題材に、「表と裏」のお話をしていきます。よろしくお願い致します。 表は良いけれど、裏話とは何ともはや怪しげな話しになりそうな・・・。心配しないでください、これはあく...

柴胡剤と婦人病

柴胡剤と婦人病

2018-05-21

皆さん、三島柴胡はご存じですか。漢方の世界では、高麗人参と同じくらい有名な薬草です。三島柴胡と言うだけあって静岡県の三島が本場の産地。只今では野生のものは殆どありません。その柴胡は、私にとって一...

漢方薬の原料「当帰の苗」が届きました。

漢方薬の原料「当帰の苗」が届きました。

2018-04-16

漢方薬 効果

年の当帰の苗が奈良から届きました。小さいながら、とても良い当帰の香りがします。今年は大変不作で、サイズも小さく本数も少ない状態でが、しっかり育ってほしいと思います。当帰の成長は、また、HP...

無農薬栽培の当帰

無農薬栽培の当帰

2018-04-02

先週、むつごろう無農薬、有機肥料で作った当帰が入荷いたしました。当帰の良い香りが、薬局一面広がっています。当帰は、むつごろう薬局が女性のための漢方薬にこだわりはじめた2002年ごろから本格的な栽培...

精巣の腫瘍とリンパ 35歳男性

精巣の腫瘍とリンパ 35歳男性

2018-02-21

漢方薬は、時として驚くほど体調を変化させることがあります。これからのお話は一部の方ですのですべてには当たりません。ただ、私たちが現場で仕事をしていく中で、上手くいった例がございましたのでご報...

妊活と漢方薬

妊活と漢方薬

                         (写真は牡丹の花 : 牡丹の根っこは漢方薬の成分となります。)肩の力が抜けてご妊娠した例35歳の女性。身長168㎝、体重53kg。妊活歴2年。こ...

中年期以降の物忘れの改善に 

中年期以降の物忘れの改善に 

2017-10-16

東洋医学

遠志という薬草をご存知ですか。あまり聞かれない名前ですが、漢方薬では有名な生薬の一つです。日本名をイトヒメハギと言い、英名はPolygala Rootといいます。Polysは多い、galaは乳です。用途は、鎮静、...

漢方薬の効くメカニズム その2

漢方薬の効くメカニズム その2

2017-08-03

漢方薬 効果

・・・・・・前回の続きです。疲れた時や生理前は甘いものが欲しくなる  体のエネルギーとなる糖分が必要になるからです。ストレスがかかった時も同じで、脳の栄養はブドウ糖のみですから多くの方...

漢方における合病と併病について

漢方における合病と併病について

2017-05-08

漢方の症状は太陽病から厥陰病まで、表から裏へと進行していくのが常だとされています。罹患した当初は表の部分に蔓延り、徐々に体の中へと場所を移していく病は単に症状が変化していくだけではなく、より...

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