良い人をやめても人間関係はたいして変わりません

2016年1月25日公開 / 2021年3月25日更新

テーマ：生きづらさを感じる時

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

今日は常に「良い人でいなくても人間関係はたいして変わらない」というお話をします。
皆さんは人間関係を良くするために「良い人でいよう」と思ったりすることはありませんか？
でも、嫌われたくないからと常に周囲に気を使いすぎていると疲れてしまい、心のバランスが崩れてしまいます。

「人から好かれたい」「嫌われたくない」という気持ちは多少なりとも誰にでもあるものです。でも、常に良い顔して神経をすり減らして行動したからといって、誰からも好かれるというわけではありません。「すべての人に好かれる」などということは無理な話です。どんなに人気のある芸能人でも、それに比例して「嫌い」という人もいるように、人によって好きな人もいれば嫌いな人もいます。

「人から嫌われる」という恐れを手放すと、好かれるための無理をする自分から解放されます。どうせ相手の気分で好かれたり嫌われたりするのなら、思い切って「自分が楽しい事」に切り替てみませんか？例えば人と仲良くしたいときには「嫌われたらどうしよう、こんなことを言っても大丈夫かな？」と思うのではなく、「仲良くなれたら楽しい。こんな話をしてみたい」というように、楽しい目標に変えてみると、心が楽になります。

「～になったら嫌だ」というのではなく「～になったら楽しいな」に変えるのです。「人から嫌われてもたいしたことない」くらいの気持ちで開き直ることも時には必要です。その考え方に切り替えるだけで、言動も自然と変わり、自信が持てるようになります。自信のある人は魅力的に見えるので、いつの間にか人間関係が良好になります。嫌われないように行動しなくても、人間関係が悪くなることはたいしてないのです。怖がらないで行動してみましょう。

周りに合わせなくても、素のあなたは、あなたが思っているよりずっと素敵だと気付いてください。

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