- お電話での
お問い合わせ - 080-2439-9816
コラム
「見つめられる自分」と「見つめる自分」
2022年10月11日
私たちの中には、
「見つめられる自分」と「見つめる自分」がいます。
「見つめられる自分」とは、
周囲に何か言われて落ち込んだり、腹を立てたり、喜んだり、
相手や環境に感情が動いている自分のことです。
「見つめる自分」とは、
そんな感情になっている自分に対してダメ出ししたり、俺は正しいと言い聞かせたり、ジャッジしている自分のこと。
自己受容とは、
「見つめる自分」が「見つめられる自分」をそのまま受け入れることを言います。
よく、相手の気持ちには一切考慮しない、自由奔放、自分が正しいと思い込み、ズケズケとモノ言う人が「自己受容」と捉えられることがありますが、
自己肯定と自己受容は違います。
日本語では、
「認める」=「正しい」という意味で捉えることが多いですが、
「認める」とは、「ありのまま受け入れる」ことです。
誰かに否定されて落ち込んでいる「見つめられる自分」に対して、
「見つめる自分」が「落ち込んじゃダメだ」と否定するのではなく、
「落ち込んじゃったね」と受け入れる。
私たちは、相手の言動に対して、怒らないようにしようとか、イライラしたくないとか、
「見つめられる自分」を変えようとします。
でも、変えるべきなのは、「見つめる自分」。
それが自己受容です。
「見つめる自分」が変わると、周囲に対する目線も変わります。
良いコミュニケーション、良い人間関係を実現するための第一歩は、
自己受容です。
関連するコラム
- 社員に何を求める? 2023-01-11
- 目的論の誤解 2022-09-12
- これだけで変わる職場の空気感 2022-07-14
- 良いコンサルとは? 2022-12-09
- 思い込み 2023-02-08
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
太田英樹プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
※休日でもお電話OK
※講義中などの場合、折り返しお電話させていただきます
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。