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コラム

組織の問題の根っこはだいたい同じ

2022年10月13日

テーマ:企業支援

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 業務改革人材育成 研修企業研修

10年以上介護事業コンサルをやってきて思うのは、

「問題の根っこはだいたい繋がっている」

ということ。

「管理職が育たない」

「人手が足りない」

「売上が少ない」

「経費がかかり過ぎる」

「ほう・れん・そうが徹底できない」

「会社の雰囲気が悪い」

「実地指導対策ができていない」

これらのご相談に対して、コンサルは「対処療法」を施しがちですが、
それでは、一つの問題が改善されても、また次の問題が出てきて、ずっとコンサルのサポートが必要になります。

例えるなら、風邪をひいた時に、咳が出るから咳止めを飲み、頭が痛いから鎮痛剤を飲む。

確かに症状は緩和されるかもしませんが、風邪のウイルスを撃退できるような免疫力をつけたり、しっかり栄養や睡眠をとらないと完治しないし、して
もまた風邪をひく。

私がいつもお伝えするのは、
問題の根っこを改善して、どんな問題が起こっても自分たちで解決できる組織にしていくことが大事
ということ。

組織の基盤、つまり「OS」が変われば、ソフトはいくらでもアップデートされます。

私の師匠、平本あきおさんは、

「コミュニケーションOSをアップデートすれば、すべてが変わる」

と言います。

また、世界ナンバーワンコーチと言われるアンソニーロビンズは、

「フォーカスの当て方で人生が変わる」

と言います。

そう、
ちょっと目線を変えて、
ちょっと話し方と聴き方を変えれば、
それだけで組織の体質、つまり社風が変わります。

社風が変われば、あらゆる経営の問題が解決します。

だから、私は
ずっとサポートし続けるコンサルタントではなく、
一定期間の関わりで、変わるキッカケを作る研修講師をメインの仕事にしています。

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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