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北岡勇介

顧客の思いに寄り添い中古住宅の価値を見いだす不動産売却のプロ

北岡勇介(きたおかゆうすけ) / 宅地建物取引士

もっともっと不動産(有限会社レンテックス)

コラム

中古住宅購入時のリノベーション費用の相場やパターン

2016年6月7日 公開 / 2016年12月6日更新

テーマ:中古住宅 購入 知識

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: リノベーション費用耐震補強



中古住宅を購入し、リノベーションを加える場合、どの程度の費用がかかるのでしょうか。内装や外壁をどのようにするかなどによって、費用は上下します。実際のリノベーション事例を見る限り、1000~1500万円程度見ておけばよさそうです。

中古住宅にリノベーションを加えると自分好みの住宅にできる

中古住宅はリノベーションを加えることで、自分好みの家に変えることができます。新築住宅よりも、中古住宅にリノベーションを加えた住宅のほうが施工費用も低くなる傾向にあり、住宅資金をおさえたい人にとっても利用価値の高いものです。

また、住みたいエリアの土地の価格が高く、新築では購入することができない場合、中古住宅であれば、我が家として購入することができる場合もあります。

購入価格を低くおさえることができたとしても、住まいをどの程度リノベーションするかによって、費用が大きく上下してきます。中古住宅購入時には、一般的にどの程度の費用がかかるのでしょうか。

リノベーションにかかる費用は1000万円程度

中古住宅には当然ながら老朽化した部分や汚れがあります。これらはリノベーションによって修繕することになります。近年のリノベーション事例を見ると、リノベーション費用の現状を垣間見ることができます。

近年では、マンションは約500万円~1000万円、一戸建てでは約1000万円以上かけてリノベーションを行っている人が多いようです。

物件の築年数により、その金額は異なってきます。築10年以下であればマンションの場合は300万円~500万円、築21~30年であれば1000万円を超える金額を出しています。戸建ての場合は、築10年以下であると100万円~500万円、築21~30年であれば500万円~1000万円を出す人が多くなってきます。

石川県金沢市では、敷地50坪以内、築25年で平均800万~1200万円くらいがリノベーション住宅の目安となっています。

リノベーション費用は家づくりによって異なる

上記では、リノベーション費用の現状を簡単に見てきました。中古住宅でリノベーションが必要な箇所といえば「内装や外壁」でしょう。内装とひと口に言っても、キッチンやバス、トイレといった水まわりから壁、床、建具とさまざまです。

家族が集まるリビングに面するように設置されることが多いキッチンに、こだわる人も増えています。システムキッチンで高価なものは、数百万円の負担を強いられることもあります。床材や壁材では、シックハウス症候群ほかアレルギー症状に備えたいと思えば、無垢材を使用したり漆喰などを使用したいと考える人もいるでしょう。

外壁も同様で、「レンガづくりにしたい」など住宅づくりへのこだわりがあるはずです。
また耐震補強や断熱材など、住宅性能について手を加える必要がある場合は、そういった費用も加算されます。

リノベーションの程度によって費用は変動します。中古住宅をリノベーションする場合、「どこまでやるか」「リノベーションの予算はどれくらい用意できるのか」ということを明確にしてくことは大変重要です。

私どもでは、リノベーションにまつわる相談にお応えしております。また、見積もりについては無料です。中古住宅を予算内でリノベーションし、自分たちの思いを反映した住まいを実現していきましょう。

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