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コラム
軸が取られないタンジュ
2017年4月6日 公開 / 2021年3月3日更新
軸が取られないタンジュ
先日
軸足に乗り込み過ぎない重心移動
の動画を出しているが
「軸に乗り込み過ぎない」ということは軸が通っている状態をキープしておくと言うことなので
軸を通したままで、タンジュ(脚を差し伸べる)するならば
軸が出す脚に連れて行かれないことを意識することがいる。
中心軸を通したまま、脚を出そうとするなら
体幹の底は床側を向いた状態になるので、お尻は並んだまま
両脚共に坐骨からかかとは張りがあって、引き合えている。
出ている脚も、軸脚も引き合いながらも中心に向かい引き込む意識があるので
連れて行かれない。
重心移動した時にこの位置で立とうとすると
反対側の足が床から離れず、仁王立ちになっている人もあるが
これは重心移動のスタートで、その足を押して反対側に移動しようとしているからで
軸足側で立とうとした時にはそうならない。
またつま先だけを押してしまうとそうなりやすい。
つま先は最後には押すが、軸足側からつながっている坐骨から通った踵を押している。
こちらはプリエでタンジュして、差し伸べた脚を戻したバージョン。
昨日のコラム股関節を引き込み張りのあるプリエが感じにくいとき
のように張りのあるプリエの状態で
膝下だけをはめ込むように伸ばすのではなく、張りのあるまま
坐骨から膝の延長に脚を伸ばしている。
(踵がほとんど浮いてないのはご愛嬌)
下の写真のように戻す時、プリエの張り感は変わらず、軸はぶれていない。
出した脚の張りは継続したまま、実際の膝裏より遠くに引き合いながら
土踏まずは長くして、踵が中心に向かうようにすると
膝下は滑らかに戻る。
パッセなどでも同じで、膝下はフリーな感覚になる。
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