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コラム
坐骨が感じにくい時
2017年3月20日 公開 / 2021年3月3日更新
坐骨が感じにくい時
股の底が床と水平になる状態にするのが難しく
坐骨が感じにくいと
股関節を引き込むことが感覚としてとらえられない。
前屈をしても腰が曲がったままだし
ハムストリングスも伸びにくい。
骨の位置を認識しにくい。
壁に頭のてっぺんをつけて
できるだけ坐骨から足裏までを床から垂直にするようにして
逆L字型に立つ。
こうすると坐骨を感じやすくなるので
その引き合いを継続しながら
頭が離れない様にお腹背中が伸びたまま、
坐骨~膝を長く引っ張りながら股関節を送り出して引いていく。
この写真では脚を外向きにしているが
初めは膝、つま先を壁にまっすぐ向けた状態でしてみるのがいい。
骨盤と脚を分けて脚の方向をコントロールできる準備をする
でしていることを折り曲げただけのこと。
膝を曲げるのではなく
股関節を引き込むことで坐骨~膝が送り出され
更にその流れが膝~かかとまでを押してくれて
膝が深く折れていく分には
自然な流れの方向なので
腿に負担がかからない。
やっているうちに上下に背骨を感じる中で
下腹を伸ばす感覚がわかり
体幹全体の流れのイメージができて
更に坐骨を押しながら、脚を外に回す方向も感じられた。
このようなシミュレーションを通して
腰が曲がらずに立位体前屈が出来たり
お腹が抜けて、お尻が後ろにいってしまい
腿がきつくなることから脱した人もある。
体感部分の「推進力」が感じられると
ここから更にいろんなことに展開できる。
参考:体幹の推進力を使って開脚前屈の感覚を覚える
股関節を引き込み体幹の推進力を作る
脇、股関節の引き込みから開脚前屈
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