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うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

骨盤と脚を分ける、分けないの差

2014年12月26日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

骨盤と脚を分ける、分けないの差



座ったり、寝たり、四つん這いになったりで
感じられたり、わかることはたくさんあるが、
どんな時に差が出てくるかも、書いてみようと思う。


脚を後ろに差し伸べて、軽く床から離してもらったが
最初の写真では、腰と脚がひとかたまりになり、とても重そうでごつ短くく見える。
実際、こんな風に使うと重いしきつい。
ここから更に脚を上に、と思うと腰ごと上げざるを得ない。

そうなると
軸足に比重がかかり、軸足の方に傾いていくことになる。
体が、この場合なら右に傾いて脇は縮んで、軸足も上げている脚もパンパンになってくる。
腰もきつく、腰の上はシワシワ、腰痛にもなりそう。
恐ろしい力を使うのに、全く報われない。

2枚目は骨盤と脚を分けてやってもらった写真。
見た目にも楽そうである。
骨盤と脚を分ける意識があるので、腰も上がらず
体幹からのつながりもある。
軸足側も固まらず、荷重がここだけにかかっていない。

坐骨から土踏まずに抜ける感覚ー引き合って離している感覚もあり
内腿も引き合って伸ばされて軽く長く見える。
「骨盤の前後傾の改善と内腿の可動域を広げるストレッチ」の動画を
公開したつもりがまだだったので、それまでは(年内に公開します)

後傾して固まる骨盤を脚と分ける
背骨と股関節をつなげて使う
を参考に。

「脚を上げる」と言うと
脚を上げる行為だけに頭が行き
体幹から、つながりながらも分けて使うなど
思いもよらない人も多い。

朝ドラを見ていて思ったことだが
従来の味にしか慣れていない舌は、新しい味の感覚をなかなか受け付けない。
美味しさを感じるには段階が必要で、少しずつ慣れていくしかない。
体の使い方も同じである。
自分が今まで感じていなかった感覚を段階を経て磨いていく。

全く感じられないことも、少しずつのトライで
どこでどうつかむことができるかわからない。
自分の既成概念を置いといて、やってみる。
今までのやり方でうまくいかないなら
自分の中に今現在は、その感覚がないのだから
全く違う感覚育てをやってみるのも、無駄にはならない。

試行錯誤の中で、大きくジャンプするような展開として
それまでに持っていた感覚と結びつくこともある。

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