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コラム
エレベーターのように使う通る体幹
2014年12月27日 公開 / 2021年3月3日更新
エレベーターのように使う通る体幹
横サンド、縦サンドでぶれない体幹
の動画の中でも言っているが、
自分の体幹の終わりの位置がはっきり認識できていると
通る体幹を意識したまま、エレベーターを上下させるような感覚で使うことができる。
骨盤と脚もきっちり分けられて、体のコントロールが徐々にしやすくなってくる。
薄紙をはぐように、少しずつ、
今まで感じられなかった体の感覚が研ぎ澄まされてくる。
プリエしたときの上半身の意識がキープされたまま
脚が伸びても、全く変わらない。
昔、「お腹の中から脚」と言われた記憶があるが
今になればそれは、体の骨の位置が整えられて、分かれるべきところは分かれたうえで
引き込まれ、引き延ばされ、体幹でコントロールされて
言われたような感覚が実感できるのだと
この写真を見て思った。
無意識のものを意識したからといって、すぐに変わるわけではなく
どこかで遮断されていた流れが、あるべき骨の位置を自分で認識し
試行錯誤して整えられた結果、通る体幹で体勢を変えられる。
この方はレッスンに通われるようになってあと少しで1年だが
少しずつ体を整えて、ひとつずつ感覚を自分のものにされて
このところ目覚ましく良くなっておられる。
骨盤と脚を分けると印象はこんなに変わる
のコラムで1週間前と1週間後の姿をご紹介しているが
この時より更に体が変わって来られた。
体の感覚が目覚めてくると、階段を1足飛びするように
体の方が、ここもつながりたかったの、
ここももっと伸びたかったよ、と自ら体の可能性を広げるチャンスを
手ぐすね引いて待っていたような
そんな楽しさが倍倍で来るような気がする。
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