講演「子どもが伸びる!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」 明石市民会館
今日は午後2時からたつの市分庁舎ホールで講演会がありました。
テーマは「思春期・反抗期の子どもとのつきあい方について」です。
聞いて下さるのはテーマに興味のある市民の方々や思春期のお子さんをお持ちの方々です。
20名足らずの方が参加して下さいました。
思春期という時期は色々なことが起こりますね。
不登校をはじめ非行、いじめなど本当にどう対処したらいいのか途方に暮れるような問題が起こるのがこの時期です。
私は多くの不登校の生徒たちを見てきましたが彼らには共通点があるんですね。
それは「自己肯定感が低い」ということです。
実は非行少年たちの共通点も「自己肯定感が低い」なんですね。
そして、いじめをしている子もいじめをされている子も共通しているのは同じく「自己肯定感が低い」なんです。
つまり思春期の問題の根底には、この自己肯定感の低さという問題があるわけです。
そこで今日は皆さんに資料「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」をもとに、どうすれば子どもの自己肯定感を高められるのかということについて一緒に考えて参りたいと思います。
<自己肯定感を育てる親子関係のつくり方>
1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)
2、そのままを愛する(変えようとしない)
3、子どもの善さを見る(尊敬する)
4、子どもの話を聴く(口を挟まず最後まで)
5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)
6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)
7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)
2、そのままを愛する(変えようとしない)のところではこんなお話をしました。
今日は皆さんに紹介したい詩があります。
僕の詩で恐縮なんですが、ちょっと読んでみます。
「人を強くさせるもの」
このダメな自分のまま
愛されている
これほど心強いことがあるだろうか
僕は不登校の生徒たちもたくさん指導していますが、決して学校に行けるように指導したりはしません。「行きたかったら行ったらいいし、行きたくなかったら行かなくてもいいやん。」という態度で接します。
そうするとその子たちは僕の前だけではとても安心出来て色々思っていることや本音を話してくれます。
安心しているので笑顔も出ます。
笑顔が出てくるとそのうち元気も出てきて、元気が出てくると勇気も出てきて学校に行けるようになる子もいます。
不登校の子ってね、みんな自信がないんです。
じゃあ、どうしたら自信をつけてあげられるか。
自信ってどこから来ると思いますか?
「自分はこのままで愛されている。
自分はこのままで愛される価値がある。」
そう思えるところから来るのです。
そのままの自分で愛されている。
そう思えることが子どもにとってどんなに嬉しく、どんなに幸せで、どんなに自信がつくことでしょう。
それが今の子どもの心だけでなく、未来の子どもの心も支えます。
そのままのあなたが大好き。
それは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも最高のプレゼントです。
これこそが「自己肯定感」です。
そのようにお話ししました。
講演の最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
今日参加して下さった皆さんありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしています。
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