マイベストプロ岡山
福本智恵子

体幹を調えて美しい姿勢に導くプロ

福本智恵子(ふくもとちえこ)

Cosmos(コスモス)

コラム

すぐ「疲れた」という子ども

2012年5月1日

テーマ:小学生

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育



学校から帰ってきたら、ドアを開けた途端

「疲れたぁ・・・・」


「ただいま!」という元気な声は聞かれず、
背中を丸め、肩を落とした姿で、家に上がってきます。

手洗いをする元気もなく、ランドセルをドサッと床に落とす。
(床に下ろすのではなく、投げるように落とすのです)

そして、ソファにドスン!と座り「ハァ・・」とため息をつきます。
ある子どもは座るのもしんどいので、床に寝ころびます。


「お帰り~~!」と声をかけるのもためらうくらいの様子に、
「どうしたの?」「具合が悪い?」と体調を心配します。


あなたが子どもの頃のことを思い出してみてください。
目いっぱい動き回って、たくさん遊んだあとに疲労感はあったでしょうか。
子どものしゃべる言葉の中に「疲れた」という言葉はなかったように思います。

大人になってから接する子どもの中には「疲れた~」と
言ってくることもありました。
しかし、その子たちは笑いながら「せんせい~、つかれたぁ~~」

その様子からは疲れた感じはなく、ちょっと甘えたような感じです。
前述の帰宅した子どもと比べると、同じ「疲れた」でも
様子は明らかに違います。


「子どもが疲れるはずがないでしょ!」と思いますが、
実際にすごく疲れています。
いつ頃からでしょうか、子どもが「疲れた~」と口にするようになったのは。
そしてそれは気を引くためではなく、
本当に疲れていることを訴えているのです。



子どもが疲れるのは体力がないからでしょうか。
体力をつけさせようとスポーツやダンスなどの習い事に通わせていませんか。

ある子どもは好きなスポーツを習っているのですが、
迎えに行ったら毎回「つかれた・・・」
帰りの車では乗った途端、爆睡してしまう。

スポーツの練習がある日は、「こんなに疲れてからだは大丈夫なのかな」と
心配するくらいに疲労困憊しているようです。
これはスポーツをすることで体力が向上するといえるのでしょうか。


このような子どもは、スポーツ以前の状態、すなわち、日常の生活動作でも
疲れやすいといえます。
朝起きて、朝食を食べて、学校に行って、授業を受けて、家に帰る。
小学生ならあたりまえの日常が身体的に「疲れる」のです。

ここにも「姿勢」が大きく関わっています。
できるはずのことがうまくできず、さらに力を入れて動いてしまえば、
無駄な力を使いすぎます。
歩くことも、立つことも、座ることも「疲れる」なら、横になるしかない。

しっかりと動ける「姿勢」づくりの知識を大人が持つことが急がれています。
目の前の子どもの現状をしっかりと知る必要があります。



小学生になって「疲れない」ための姿勢づくりの教室です。


『幼児とママのエクササイズ教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/499/

『赤ちゃんとママのエクササイズ』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/237/

『赤ちゃんの発達を促し、脳を育む、産後ママとベビー&キッズの教室』
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/465/


この記事を書いたプロ

福本智恵子

体幹を調えて美しい姿勢に導くプロ

福本智恵子(Cosmos(コスモス))

Share

関連するコラム

福本智恵子プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-5703-4877

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

担当福本智恵子(ふくもとちえこ)

地図・アクセス

福本智恵子のソーシャルメディア

rss
健康が一番!
2011-08-22
rss
賢い子育てのススメ
2015-07-02
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岡山
  3. 岡山の美容・健康
  4. 岡山のエクササイズ・フィットネス
  5. 福本智恵子
  6. コラム一覧
  7. すぐ「疲れた」という子ども

© My Best Pro