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うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

立っている時、膝を後ろに押してしまいます

2017年7月20日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

立っている時、膝を後ろに押してしまいます

普段、意識して気を付けておられても
ふと気づいたら、
「膝を後ろに押している!」
と思うことがあると言われる方がいた。
単に膝の過剰な力を抜くことを感じたいなら
固まる膝裏の力を抜く
で、脚の流れの方向がわかる。

自分でそうなっている、と気づけるようになったのはいいことだが
根本的に
体幹部分が無理なく整っていくことが必要なので
日常で気を付けられることを提案してみた。

日常生活で「座る」ことは必ずあると思うが
自分でどんなふうに座っているかチェックしたい。

骨盤前後傾で座っている時1
体幹の底が床に水平で座っている時1
ピンクの箱は、椅子に座っている時の体幹部分として
上の写真は骨盤が前後傾した状態で座っていて
体幹の底は後傾ならば、腰が丸くなり、前が上がって
斜めになっている。
背骨もお腹も伸び辛い。
立ち上がれば、腰が前に付きだされるようになって腿に力が入り
膝を伸ばそうとすると後ろに押しがちになる。

前傾ならば、体幹の底は坐骨が浮き気味になり
背中が緊張している。
これもお腹は伸びにくく、坐骨は感じにくい。
立ち上がると、腰は引けてお尻は広がり
やはり膝は後ろに押される。

下の写真は体幹の底が座面と水平になっている。
甲座ると、股関節は無理なく折れ、自然に背骨が伸びる。
立ち上がれば、骨盤の幅の中から脚が出て
床方向に脚が伸びる。

骨盤を後傾させて、座ってみた。

骨盤前後傾で座っている時2
体幹の底が床に水平で座っている時2
骨盤と脚は分かれず、ひとかたまりで
お腹が落ち、背中も丸い。
肩は前肩、首はやや前傾、視線も下向き。
長く座っているのはきつい。
前傾では座らなかったが、、楽な状態でないのは間違いない。

下の写真は脚のつけ根を下げ、坐骨を付けられる状態に引き込んで
座ってみた。
特に他の意識はしていないが
無理なく背骨もお腹も伸び、肩の位置も変わり
首もまっすぐ伸びて、視線も自然に前を向いた。

この場合は、脚を横に軽く開いているが
まっすぐ膝を前に向けた状態であれば
ここから、固くて辛い足首、膝を楽に使う意識付け
につなげて、脚への流れも考えることができる。

座ったところから立った時にも同じような感覚があるかどうか。
脚の力の流れがどう向いているか考えてみよう。

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