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開脚から後ろに回す時のもうひと手間

2016年12月19日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

開脚から後ろに回す時のもうひと手間

開脚前屈は無理なく出来るようになっても
そこから後ろに回すのが痛くてできない、
或いはできても、とっても痛いのを我慢している人は多い。

昨日のコラム「何を」「どうしたいためにするのか」明確に意識して
でも少し書いているが、開脚した位置からみな前に行こうとされる。
体幹の底を意識して無理なく開脚(動画)
開脚は脚を開くのでなく体幹の底を考えて
でしているように
下腹から前から後ろに流れを送り出して
自然に背骨をしならせて、骨盤を前傾させて
その後、肛門を引き込むようにして中心に引き込んで
体幹と脚の間に隙間を開けつつ、脚の方向を合わせることを繰り返すことを
最後の最後に忘れてしまい、ただ開いているだけの脚をそのままにして
単純に前に行こうとされる。
引き込んだ脚が全部外に出たままの状態だから痛い。
最後に引き込んで置く手間がいる。

肩の痛い人の肩甲骨ストレッチ
と全く同じ理屈で、肩甲骨のはがれた位置が留められているのと同じ。
股関節のなかに引き込まれた脚が、引っ張られる一方向に連れて行かれない様にしている。


骨盤の底を考えて開脚1
骨盤の底を考えて開脚2
先日のWSでパンケーキ(脚を抜いていくのをそういうらしい)をされた人は
体幹の底の向きと引き込みが明確にできている。

上の写真では下腹から股の底の方向を変えていくことで背骨がしなり
骨盤の向きが変え
最後に肛門を引き込み、骨盤と脚をしっかり分けて引き込みながら送り出している。
(写真の隣の人の方向)
脚の引っ張り合う方向が上下の写真で変わっている。

体幹の底の操作で、骨盤の位置が前に進まず
(この方向のまま手でパタパタと前に進んでしまう人が多い)
この位置が動かずに回せると痛みがない。
体幹の底の向きに脚が従っているだけで、ねじれたり、無理な方向に引っ張られたりがない。
ほんの少し意識を継続させるだけで痛くない。
体幹部の背骨が縮まず、エレベーターのように体幹部の底の意識で上り
隙間ができると言うこともお忘れなく。

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