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自分に自信がないあなたへ。自信を持つ方法を徹底解説!

2020年11月10日 公開 / 2024年1月31日更新

テーマ:生き方

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

自分に自信がないといっても、
その内容は人それぞれです。

・仕事に自信がない
・容姿や体型に自信がない
・恋愛に自信がない
・コミュニケーションに自信がない
・子育てに自信がない
・自分という人間に自信がない


いずれにしても、
自信がない状態が何年も続いていて、
いい加減に自分を変えたい、
という人も多いことでしょう。


この記事では、
自信がないという悩みの
「根本的な原因」を解説し、
各テーマ毎に自信の持ち方をご紹介します。


ご自分の当てはまる箇所を中心に、
記事全体を読んで頂くことで、
多いに参考になると思います。


ぜひ最後まで読んでみてください。


こんにちは。
心理カウンセラーの大城ケンタです。
よろしくお願いします。

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自分に自信がない原因


自信がないというのは、言い換えると、

「ありのままの自分ではダメだ!」

と、思い込んでいる状態と言えます。


ここで注意して欲しいことは、
実際に事実としてダメなのではなく、

頭の中で自分のことを
ダメだと思い込んでいるのです。


事実ではなく、思い込みです。


そして、自信がない人には、
次のような思い込みがあります。

・仕事で失敗を繰り返す自分は許されない
・不細工な自分では受け入れてもらえない
・仕事ができない自分は評価されない
・自由に言いたいことを言う自分は嫌われる
・ありのままの自分では愛されない


その結果、
他人の目が気になり、
自分に自信が持てないのです。


私たちは、
ありのままの自分で
愛されたいのです。


そこでもしあなたが自分自身に対して、
次のような思いを持っていたとしたら、
どうでしょうか。


・仕事が覚えられないのは仕方ない
・不細工な自分でも仕方がない。私は私だ。
・臆病で話しかけられない自分でもダメじゃない
・勉強ができない自分でも価値がある



このように


「私は悪くない」
「私はこれでいい」
「私は今の自分でも受け入れられている」



と思えたとしたら、
日常の大半の悩みは消えます。


だからこそ、
カウンセラーは次のように言うのです。


「ありのままの自分でいいんですよ」
「ありのままの自分を許してあげてください」


いろんな自己啓発の本にも
このように書かれています。


ところが、
「ありのままの自分でもいいや」
と、思えないから困る訳ですよね。


頭では理解できるけれども、
実感として納得できない。


どうしても、自信がなくて、
ありのままの自分でもいいとは思えない。


「こんな自分はダメだ」
「こんな自分が嫌だ」



この思考が頭から離れない。
だから、苦しいのです。


では、どのようにしたら、
ありのままの自分でもいいと思えるのか。


そして、具体的にどんな
取り組みをしたら、
自信を取り戻せるのか。


自信がないという悩みを
状況別に解説します。

容姿や体型に自信がない場合の対処法


日本の価値観では世間一般的に、
女性は次のような人が
評価される傾向にあるようです。


・瘦せている方がいい
・胸が大きい方がいい
・目が二重で大きい方がいい
・小顔がいい
・色白の肌がいい
・背は小さい方がいい
・髪の毛が綺麗な方がいい


そうなると、
一般的な価値観から外れている人は、
次のような人はコンプレックスを
感じても仕方がないでしょう。


・体型が太っている
・胸が小さい
・目が一重
・顔が大きい
・肌荒れやシミそばかすがある
・背が高い
・髪が薄い


このような人は、
自分は受け入れてもらえないと
思い込んでしまっても無理はありません。


では容姿や体型にコンプレックスがある人が、
どのように自信を持つかを解説していきます。

【自分自身と向き合う】


容姿や体型に自信がない人は、
まずは改善する為に、
取り組めることをする。


当たり前といえば当たり前の
ことかもしれません。

・太っているなら運動して瘦せる
・肌荒れがあるなら、食事や生活習慣を改善したり、肌に良い美容品を使う
・髪の毛のトリートメントなどケアを行う
・化粧品を変える


このように、まずは努力して
改善できることは努力する。


努力の結果、
それらが改善するかどうかはわかりませんが、
自分自身をケアすること自体に意味があるのです。


それは自分を大切にすることにも繋がります。


ただし、


・胸が小さい
・顔が大きい
・背が小さい
・髪が薄い


そういった類のことは、
基本的には努力して何とかなる
話ではないと思うので、


そういう場合は、
次の項目以降のことを
参考になさってください。

【諦めて現実を受け入れる】


どんなに頑張って努力しても、
変わらないものは変わらない。


コンプレックスのある自分を
否定し続けても、
結果として何も変わらない。


そんな時は、諦めるしかないのです。
現実を受け入れるしかありません。


例えば、

亡くなった人をいくら思っても
生き返ることはありません。

どんなに願っても後悔しても怒り狂っても、
生き返ることはありません。


脳出血などで半身不随になった身体を
元に戻すことは簡単ではありません。


リハビリするのは大切ですが、
現状の身体を受け入れることも必要です。


それは気持ちの中で整理して、
複雑な思いを消化して、
現実を受け入れて、次に進むのです。


コンプレックスで悩む時も同じです。

理想の自分に執着していて、
現在の自分を受け入れらないから辛いのですが、
変わらないものは、変わらないのです。


・胸が小さいのは、仕方がない
・顔が大きいのは、仕方がない
・背が小さいのは、仕方がない
・頭が禿げているのは、仕方がない


コンプレックスというのは、
基本的には自分の中で一人で
悩んでいるだけのことが多いです。


実際は、誰もあなたのことを
そんなに気にしていないのです。


みんな自分のことで精一杯ですからね。


現実の自分を受け入れるというのは、
ある意味で絶望感を伴うかもしれません。


しかし、それは次に進むための
前向きな絶望と捉えてください。


その先に、ありのままの自分でいいと
思える未来が待っています。

【今の自分を受け入れてくれる人と関わる】


世の中には沢山の人がいます。


「顔が大きい、髪が薄い」と言って、
バカにしたり、からかったりする人もいるでしょう。


でもそんな人と関わっていると、
「そんな自分がダメなんだ」と思いがちです。


だから、
顔が大きくても気にしない人、
頭が禿げてても気にしない人、
そういう人と関わることが大事なんです。


100人いたら、みんながみんな、
あなたのことをバカにする訳ではないはずです。


100人いたら、あなたがコンプレックスに
思っていることを、全然気にしない人
だっているはずです。


そういう人と関わっていると、
「別に今の自分でもいいんだ」
と、思えてくるものです。

【例外を探す】


では、あなたの周りにいる人を
思い浮かべてください。


あるいは、
過去の人間関係を思い出してください。


【質問】

あなたと同じように
コンプレックスを抱えた人で、
かつ、幸せそうに前向きに
生きている人はいませんか?


あるいは、
過去にそういう人は
いませんでしたか?


もしできるなら、
その人に連絡を取って相談してみるのも
いいかもしれませんね。

「私はコンプレックスがあって気になるのだけど、あなたはコンプレックスが気にならないの?」と。


同じコンプレックスがあるのに、
あなたはとても落ち込んで
自信がないにも関わらず、
別の人はなぜ前向きなのか?


それはおそらく、
考え方や捉え方が違うからでしょう。


では、その人が、
どんなふうに考えているのか、
その考え方を自分にも取り入れることができたら、
もっと楽に生きれると思います。

恋愛に自信がない場合の対処法


恋愛に自信がないという時、
「嫌われる恐怖」があります。


「相手にどう思われているか不安」
「相手の気持ちがわからなくて不安」



このように自分の中で
あれこれ考えすぎて、
自信がなくなります。


そんな時、どのように
対処していくかを解説します。

【素直な気持ちを伝える】


恋愛のおいて自信がない人は、
思ったことが言えないことが多いです。


だから、本音を言うことが大切です。


ところが、


「本音を言ったら、相手にウザい女と思われる」
「本音を言ったら、相手が迷惑して、嫌われる」




そんな風に思ってしまうかもしれませんね。
そんな時こそ考えて欲しいのです。


あなたは相手と
どんな関係を築きたいのですか?


おそらく、何でも言い合える関係を
望んでいるのではないでしょうか。


もしそうなら、
あなたが望んでいる関係を
実現させるためにも、

勇気を出して、自分の気持ちを
伝える訓練をしていきましょう。

【自分の心を満たす】


もう一つ大事なことは、
自分で自分の心を満たすことです。


相手のことが気になって不安になって、
自分に自信がない時は、
自分の心が満たされていないからです。


自分がやりたいことをしていたら、
相手が何をしていようと、
あまり気にならないものです。


・携帯を見せて
・連絡は早く返して
・休日は何してるかメールして
・予定を教えて


こういうのって、
自分が満たされていないので、
目に見える形で相手の気持ちを
確認して安心したいのです。


そんな時は、
自分の心が喜ぶことをしてください。


すると、徐々に相手のことが
気にならなくなります。

恋愛が長続きせず、恋愛に自信ない人へ


な恋愛が長続きせず、
次の恋愛もまた振られるんじゃないかと
自信をなくしている人もでしょう。


最近では「婚活うつ」「婚活疲れ」
ということもあるかもしれません。


まず恋人ができないのは、
自分に魅力がないからと
決めつけないほうがいいです。


相手にも色々な思いや事情もあるから、
必ずしも「あなたに魅力がない」
ということが原因ではないのです。


さて、恋愛が長続きせず、
恋愛に自信がない人はどうしたらいいか?

【目標を変える】


恋愛に自信がない人は、
恋愛における目標を変えることです。


それは「恋人を作ること」や
「結婚すること」を目標にしないことです。


恋人を作ることや結婚することに
焦ってしまうかもしれませんが、
もう少しハードルを下げて、


「相手と楽しく喋ること」
「一緒に楽しむこと」



を、目標にしましょう!


「早く恋人が欲しい」
「早く結婚したい」
「嫌われたんじゃないか不安」


こういったことに意識が向きがちですが、
まずは一緒に楽しむことを
当面の目標にするといいです。


もっと具体的に言うと、
例えば次のようなことです。


・雑談する
・相手の話を聞く
・自分の話をする
・相手に興味を持つ
・ランチに誘う


一緒に楽しむというのは、
共通の趣味を楽しむといった
意味合いもありますが、


ここでは、
「本音が言い合えること」
と言い換えて差し支えないです。


まずは相手と本音が言い合える
関係になって、一緒に楽しむこと。


それが恋愛で自信がない人が
やるべきことです。

コミュニケーションに自信がない場合の対処法


生きている限り、
家族関係や仕事関係、
恋人との関係など、
必ず「人」と関わらなければいけません。


人と関わる時に、
コミュニケーションが必要不可欠です。


コミュニケーションに自信がないと
良好な人間関係を築けなかったり、
生きることがストレスになりかねません。


例えば、

・言いたいことが言えない
・物事を決断できない
・自分のことをうまく表現できない
・自分から話しかけられない
・人との会話の仕方がわからない


このようにコミュニケーションにおいて
自信がない人が、どのようにして
自信をつけていくかを以下で解説します。

【モデリング】


カウンセリングの場面で、

「うまくコミュニケーションを取るって、具体的にどういうことですか?」

と僕が相談者に質問することがあります。


しかし、往々にして答えられないのです。


つまり、うまくコミュニケーションを
取るということに、イメージが出来ないのです。


だから、具体的なアクションを起こせないのです。


従ってまず、
うまくコミュニケーションを
取っている人をイメージすること
で、
より具体的にしていくことが役立ちます。


そして、うまくいっている人が
行なっていることを真似るのです。


それがモデリングです。


では、ここから
モデリングの3ステップ
をご紹介します。

<ステップ1>


まず、うまくコミュニケーションを
取っている人を一人思い浮かべてください。


現在の人間関係でもいいですし、
過去の人間関係でもいいです。


・職場の人
・前の職場の人
・恋人
・友達
・学生時代の恩師
・家族や親戚


など思い返してみてください。


誰か思い浮かびましたか?

<ステップ2>


では、その人のどういうところが
コミュニケーションがうまいと思いますか?


例えば、次のようなことかもしれません。


・明るくて元気
・堂々としている
・笑顔で自分から話しかける
・知識が豊富
・ユーモアがある
・相手に興味を持って質問している
・「大丈夫?」などと、気遣いができる
・自分の意見を言っている
・差し入れを持ってきてくれる
・わからないことを質問している


他にもまだまだあるかと思います。
あなたなりの答えを考えてください。

<ステップ3>


次に、イメージの中で結構ですので、
その人になりきってみてください。

(ステップ1で思い浮かべた人です)


そして誰かとコミュニケーションする時に、
その人になりきって会話をするとしたら、
今のあなたと何が違いますか?


もしかしたら、
顔をあげて、相手の目を見て、
少し声のトーンを上げて、
笑顔で挨拶するかもしれません。


あるいは、落ち着いて深い呼吸をしながら、
ゆっくり丁寧に話しているかもしれません。


24時間あらゆるシーンで、
その人になりきる必要はありません。
それでは疲れてしまいます。


「一日に一回、まずは特定のシーンで、その人になりきってコミュニケーションしてみよう!」


と、予め決めておくとよいでしょう。

【スモールステップ】


コミュニケーションに自信がない人が、
いきなり上達して自信満々になることを
目指す必要がないし、そもそも無理があるのです。


そこで、スモールステップで徐々に
コミュニケーション力を高めることで、
成功体験を繰り返し体験することが大事になります。


すると、

「ありのままの自分でもいいんだ」
「言いたいことを言ってもいいんだ」



という、マインドに変わるのです。


まずはスモールステップで、
一歩ずつ確実に進んでいくことが必要なのです。


・自分から挨拶する
・感謝の気持ちを伝える
・相手をねぎらう
・相手を褒める
・雑談する時、相手に質問することを予め決めておく
・イメージトレーニングする
・報告、連絡、相談を増やす



これならできる!ということを一つ決めて、
それを実践してみてください。


相手を褒めることを普段しない人にとって、
相手を褒めるだけで、何となく気分が
明るくなったり、ほんのちょっと
自信がつく感覚が持てるかもしれません。


ぜひ一歩ずつ、今できることをしてみてください。

仕事に自信がない場合の対処法


仕事に自信がないという場合、


・仕事自体に自信がないのか
・人間関係に自信がないのか



ここを分けて考える必要があります。


もし人間関係に自信がないなら、
先述したコミュニケーションの
項目を参考にしてみてください。


ここでは、仕事自体に自信がない
という場合の解説をしていきます。


仕事自体に自信が持てない理由は、
大きく分けると以下の2つです。


1、苦手な仕事をしている
2、好きじゃない仕事をしている



もしかしたら、
自分に合っていない仕事を、
無理して頑張っていませんか?


苦手な仕事、好きじゃない仕事をしていると、
仕事で失敗しやすく自信が持てません。


・営業職が苦手なのに営業の仕事をしている。
・接客や販売が向いているのに、事務職をしている。
・リーダーシップを取るのが苦手なのに、管理職をしている。


このように、私たちは
なぜ苦手な仕事をしているのでしょうか?


よくあるパターンとして、
条件面で仕事を選んでいる場合です。


・お給料がいいので、営業職を選んだ。
・将来も安定しているので大手企業を選んだ。
・土日が休みだから、事務職を選んだ。



このように、条件面を重視して仕事を選ぶと、
実際の仕事が思ったよりも負担が大きく、
手に負えなくて苦しむことになります。


どんな仕事が自分に合っているのかは、
実際にその仕事をしてみないとわからないので、
色んな仕事を経験することも一つかもしれませんが、
自分に合った仕事を選ぶことが大切です。

【無理なくできる仕事を選ぶ】


仕事に自信がない人は、
「この仕事だったら、頑張らなくても無理なくできる!」
という仕事を選ぶことが大切です。


・マルチタスクの仕事が苦手な人は、シングルタスクの仕事を選ぶ。

・臨機応変な対応が求められる仕事が苦手なら、ルーティーン業務の仕事を選ぶ。

・チームプレーが苦手なら、個人プレーができる仕事を選ぶ。

・リーダーシップを取るのが苦手なら、リーダーシップを取らない仕事をする。

・覚えるのが苦手なら、単純作業の仕事をする。


こういった感じです。

【好きな仕事を選ぶ】


私たちは何か新しいことに
チャレンジする時に、チャレンジしたいけど、
一歩踏み出せないことがあります。


・勇気がない
・周囲から反対される
・時間とお金が必要
・失敗するのが怖い
・今までのキャリアを捨てるのが勿体ない


そういったことにより、
本当にやってみたい仕事に
チャレンジ出来ない場合があります。


しかし、仕方なく嫌々やっている仕事に
情熱を持つことはできません。


例えば、絵を描くことや
歌うことが好きで得意なら、
諦めずにチャレンジすること。


好きなことでチャレンジしたいことがあるなら、
まずはその分野でうまくいっている人は
いるのかどうか、リサーチしてみるのもいいでしょう。


自分の得意なことで、
情熱を注げる仕事に出会うことで、
自分に対する自信が持てるようになるのです。

子育てに自信がない場合の対処法


子育てに自信がないのは、
根本的に「責められる恐怖」があるからです。


もし子育てに失敗したら。。。


・周囲から責められるかもしれない
・自分は親として失格だ



だから子供が良い子に
育ってくれないと、親が困るのです。


・子供が思い通りに言うことを聞かない
・我が子が周囲と比べて劣っている
・子供が良い子で逆に将来が心配
・子供に感情的になってしまう自分が嫌


このように「私の子育てはこれでいいのか?」と、
子育てに自信が持てないかもしません。


子育ては「良い」「悪い」「成功」「失敗」
という基準で考えると苦しくなります。


その理由は2つ。


・子育てには正解がないから
・子供は思い通りにならないから



ここからは、子育てに自信がない時に
どのように対処するかを述べていきます。

【完璧を目指さない】


「あの子があんな風なのは、
親のしつけが出来ていないから」と、
周囲に思われたくないかもしれません。


・周囲から「ダメな人」と評価されるのが嫌
・周囲から責められるのが嫌
・しつけは親の責任だ


だから、ちゃんと子育てしないと
いけないと思ってしまうし、
子供が言うこと聞かないと怒ってしまう。


ちなみに、
僕の親は過干渉で
完璧主義なところがあります。


ちなみに、筆者が思春期の反抗期の頃、
母親にこう言った記憶があります。


「俺はあんたの所有物じゃないし、
操り人形じゃない。
いちいち、うるさい!」と。


完璧を目指すと、
どうしても子供をコントロール
しようとしてしまいがちです。


子供の自由を認めてあげることで、
気持ちが軽くなります。


ちょっと考えてみてください。


私たち大人でも、
いつも元気でいられる訳じゃない。


・ご飯を食べたくない時もある
・お風呂に入るのがめんどくさい時もある
・嫌だと感じる時もあるし、落ち込む時もある
・ダラダラしたい時もある


では、子供に対してはどうか。


いつも明るく笑顔で元気よく、
礼儀正しく、規則正しい生活をして、
他人を思いやる優しい子供に
育てることが、子育てですか?


それはちょっと無理がありますよね。


だから、親として子供をコントロールして、
思い通りの完璧な子育てをすることを目指すのではなく、


親が子供を一人の人間として尊重する。
一緒に楽しみながら生活をする。



というのを目標にすることで
気持ちが軽くなります。


子育てに正解はありません。


良い子を育てるよりも、
一緒に楽しむことに意識を向けると、
肩の力が抜け、子育てに対する
自信の無さが解消されます。


あなたが、幸せな家庭を築きたいと
思っていたとしたら、幸せな家庭とは何か?


ということを、もう一度考えてみる
必要があるかもしれません。

【目線を合わせて、一緒に楽しむ】


子育てや躾(しつけ)は親の責任だ。


そんな思い込みがあると、
子供を育てることに必死になり、


「~しなさい」
「~してはいけません」
「言うことを聞かないと、置いて行くぞ」


と、指示や命令、脅しが多くなります。


すると目線を合わせて一緒に楽しむ
という意識がおろそかになります。


子育てに自信がない人は、
子供と一緒に楽しむ時間を
持つことをお勧めします。


例えば、こんな感じです。


・一緒にゲームをする
・一緒に片づけをする
・一緒に料理をする
・絵本を読んであげる
・子供の話を聞いてあげる
・家族で楽しめる場所に出掛ける
・一緒に寝る


このように子供と
「一緒に楽しむ」ことを
意識してみてください。


すると、子供との関係が
良い方向に変わっていきますよ。

【子供にオープンになる】


親が子育てで、よく使うフレーズが、以下。


「~しなさい」
「~してはいけません」
「言うことを聞かないと、置いて行くぞ」


このように「指示」「命令」「脅し」が
多くなってしまいがちです。


これを多用すると、
子供が心を閉じて
子育てがしんどくなります。


その結果、
子育てに自信が持てなくなるのです。


そうではなくて、
親御さん自身の気持ちを伝えてみましょう。


それは次のように主語を「私」にするのです。


私は、嬉しいよ
私は、楽しいよ
私は、助かるよ
私は、悲しいよ
私は、嫌だよ
私は、心配しているよ
私は、あなたに~して欲しい
私は、あなたに~して欲しくない


もしくは、先述しように、
「一緒に~しよう」という伝え方も良いですね。


一緒に遊ぼう。
一緒に片付けよう。



このように、
親が子供に自分の気持ちを伝えると、
子供は責められているとは思わないので
子供との関係は良くなります。

【自分を犠牲にしない】


完璧に子育てしないといけない
という思いから、子供の為に自分を犠牲に
してしまう人もいるかもしれません。


・子供がいるから、自分の時間を楽しめない
・子供がいるから、欲しい物があっても我慢する
・子供がいるから、やりたいことにチャレンジできない
・子供がいるから、生活が子供中心になる


もちろん、そうやって
自分を犠牲にしてしまうのは、
もしかしたら親の子供への愛情
なのかもしれません。


しかし、自分が犠牲になって、
不満や文句を言って、
子供は幸せでしょうか?


ちょっと違いますよね?


子供から見ると、
親が不満で口うるさいのと、
笑顔で幸せな雰囲気とでは、
全然違うことでしょう。


やっぱり親が幸せにしているほうが、
子供にとっても幸せなのです。


子供の為に自分を犠牲にしないというのは、
次のようなことかもしれません。


・子供との時間も大事だけど、自分の時間も確保する
・自分の欲しい物も、遠慮なく買う
・子供を理由にせず、自分のやりたいことにチャレンジする


<まとめ>


子育てに正解はありません。
だからこそ、何が正しいとか、
何がダメということではなく、


子供と一緒に楽しむということを
目標にしてみてください。


「子育ては親の責任」

なんて言われると、
周囲から責められたくないから、
一生懸命になってしまいがちです。


しかし子供を育てることに
一生懸命になりすぎると、
子供と一緒に楽しむという
肝心なことを忘れてしまいがちです。


子供も魂を持った一人の人間です。


子供をコントロールするのではなく、
あなたが子供に伝えたいことを伝えて、
子供の気持ちや意見も聞きつつ、
一緒に楽しみながら前に進んでいく。


それでいいのではないでしょうか。

自分という人間に自信がない場合の対処法


ここまで紹介した以外にも、


・自分の意見に自信がない
・自分なんて必要ない人間だ
・私は誰からも愛されていない
・私なんて良い所が一つもない


そんなふうに、自分という存在に
自信が持てない人もいるでしょう。

【自分が輝ける環境を選ぶ】


猿が海で魚と一緒に泳いでいても、
魚のようにうまく泳げるはずがありません。


猿「あぁ~なんで俺はこんなにダメなんだ」
と自分を責めるかもしれません。


猿は海ではなく、
山で暮らすから自分の能力を活かせるし、
「私はここに居ていいんだ」と自信が持てるのです。


もしあなたが仕事で悩んでいるなら、
あなたの才能を活かせる環境で
働くことが自信を取り戻す第一歩になります。


恋愛やコミュニケーションで悩んでいるなら、
あなたのことを認めてくれる人と
一緒に過ごすことで、自信を取り戻すことが出来ます。


逆に、あなたのことを否定したり、
攻撃したり、無視したり、
バカにするような人たちと関わっていると、
あなたは自信を持つことが難しくなるかもしれません。


私はここに居ていいんだ!!


このように思えることが、
自分の存在への自信になります。


環境は自分でいくらでも選べます。


・誰が自分の味方で、誰が敵なのか
・どんな環境なら自分が輝けるのか



そういったことを意識してみてください。

【感情や感覚を感じる】


自信がないのは、
喜怒哀楽などの感情を
押さえ込んでいる状態とも言えます。


他人に気を遣い過ぎて、
喜怒哀楽の感情を抑え込んでいると、
自分の感情や感覚がわからなくなります。


すると、心が不安定になります。


そんな時は、
自分の気持ちや感覚に意識を向けて、


「私は今何を感じているのか?」
「良い感じなのか、嫌な感じなのか」
「好きか、嫌いか」



ということを
意識してみてください。


自信とは、自分を信じるということ。


自分を信じるとは、
他の誰が何と言おうと、


・私はこれが好き
・私はこれが嫌い
・私はこう思う



このように自分の感情や考え、行動について、
「私はこれでいいんだ」と思えることではないでしょうか。

【心と言動を一致させる】


自分に自信を持つ方法として、
内心と言動を一致させることが役立ちます。


・ケーキが食べたい。でも、太るからやめよう。
・ステーキが食べたい。でも、値段が高いからやめよう。
・海に行きたい。でも、遠いからやめよう。


こういうのって、
心と行動が一致していません。


・ケーキが食べたいなら食べる。
・ステーキが食べたいなら食べる。
・海に行きたいなら行く。


そうやって心の声を行動に移すだけで、
自分の気持ちを大切にできるので、
自分に自信が持てるようになります。

まとめ


状況別に自信の持ち方について
ご紹介しましたが、共通することは
以下のようなことです。


ありのままの自分を認め
自分の感情や感覚を大切にする。
心で思ったことを行動に移す。



それこそが、本当の意味で
自信を持って生きることに繋がるのです。


もちろん、
今すぐに自信が持てるように
なる訳ではありません。


しかし、一歩ずつ進んで行くことで
着実に自信が持てる方法について
ご紹介してきました。


この記事をご覧の方が、
自信を持って生きていけるように
なることを心から願っています。


⇒無料プレゼント『自己肯定感を高めるワークブック』

この記事を書いたプロ

大城ケンタ

自分に自信が持てる心理カウンセリングを行う専門家

大城ケンタ(心理カウンセリングルーム∞ひびき)

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