コラム一覧：不動産トラブル
自死・事故物件と瑕疵
2017-10-25
契約の判断に重要な影響を及ぼすこと ●不自然死は全て瑕疵となるのか過去の自死・事故物件（以下、事故等）についてその事実を知っている媒介業者は、そのことを秘匿することは許されず「契約の判断に重...
ローン特約なし 危険な個人間直接取引
2017-10-18
ローン特約 不可 ●ローン特約なしローン特約を認めない（不可）売買契約も存在します。一般的には入札方式の大型物件の売買契約のケースで、「ローン特約不可」との条件が付いていることが多いです。（...
店舗を借りる 登記事項証明書 調査の重要性。
2017-10-17
差押登記の調査 ●抵当権、差押え等の調査特に、飲食店などの内外装に多額の費用の掛かる、テナントの賃貸借契約には登記事項証明書にて「差押登記」等の調査は必須の作業となります。●媒介業者が、...
売買契約 違約金と違約手付
2017-10-16
違約金と違約手付。 ●違約金当事者が契約違反に備えて、あらかじめ定めておく、ある意味制裁金といえる金銭のことをいいます。民法的に違約金は損害賠償額の予定とされるので、契約違反に伴う損害賠...
売買契約を解除した！仲介手数料が請求される解除とされない解除
2017-10-12
契約の解除 仲介手数料請求への影響。 ●売買契約の解除等の場合、仲介手数料は次のように扱われるのが一般的です。①売買契約の約定による解除・解除権の行使（手付放棄、倍返しによる契約解除）に...
家賃滞納すれば鍵を交換！特約に定めていれば大丈夫？
2017-10-08
自力救済の禁止。 ●事例賃貸借契約書には、「借主が賃料の支払いを、約定日から１０日以上怠った場合には、貸主は、直ちに物件の鍵の交換をすることができ、また、その後７日間経過した場合は物件内にあ...
登記と公信力 登記は信用できない？
2017-10-06
登記と公信力 ●公信力「公信力」とは、外形的な権利はあるが、真実の権利がない場合に、その外形を信じて取引したものに権利取得を認める効力とされています。しかし、民法では「登記の公信力」を採...
正当な理由なくして、手付解除の申し出を拒否することはできません。
2017-10-02
手付解除 ●手付解除と正当な理由宅地建物取引業者は、買主から手付金を放棄して契約解除の申し出を受けたとき、正当な理由なくして契約解除を拒否したり妨害することを禁止されています。この場合の...
敷金の返還 振込手数料はどちらの負担？
2017-09-26
振込手数料の負担。 ●敷金の返還、振込手数料の負担は貸主？借主？賃貸借契約解除後の残余敷金の返還。その場合の振込手数料は貸主負担か借主負担か？この場合、返還に関して特約が無い限り・・・貸...
入居前の解約 支払った費用は返還される？
2017-09-25
入居前の契約解除と支払金の処理方法。 （事例）「契約が完了！前家賃・敷金・礼金・仲介手数料も支払いました。鍵も受け取っていましたが、事情により契約を解除します。入居前なので支払った金額は全額...
注意が必要！更新料と更新手数料は異なる性質です。
2017-09-21
更新料についての考え方。 ●更新料・更新手数料更新料について、法律上の定めはありません。一部の地域において慣習的に更新の対価として貸主に支払われているものですが、賃貸借契約において更新料支払...
オーナーチェンジ 借主に不利な条件でのあらたな契約。
2017-09-18
オーナーチェンジ。 ●相談内容「居住している賃貸マンションが売却され、所有者及び管理会社が代わったとの通知がきました。賃貸借契約のやり直しを求められましたが、私（借主）にとって不利な条件が追...
屋根裏のコウモリ！建物の瑕疵となるのか？
2017-09-17
コウモリの存在は瑕疵か？ ●事例買主Ａさんは、中古住宅を購入し、入居後すぐに屋根裏にコウモリが多数棲息していることを発見した。屋根裏には大量の糞が残されていた。この場合、買主Ａさんは売主...
貸主が破産した！借主が破産した！
2017-09-15
貸主の破産 借主の破産 処理方法。 ●賃貸借契約 当事者の破産「入居者（借主）が破産した、賃料の遅滞等が心配なので賃貸借契約を解除したい。」貸主の立場なら理解はできます。平成１７年１月...
既存の不適格建築物の媒介と重要事項の説明
2017-09-14
既存不適格建築物 （事例）●買主の主張１０年前に宅地建物取引業者の媒介により、建物の床面積が１５０㎡ある中古一戸建を購入した買主が、同じ大きさの建物に建て替えようと思い住宅会社に相談した...
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