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「押し買い」問題の 3 身を守る知恵の1

菊池捷男

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テーマ:宅建業法

「押し買い」問題の 3 身を守る知恵の1

(1)相場を聞くこと
 押し買いをする宅建業者の最初の行動は、「売ることの媒介をさせてほしい。」と言ってくることである。

 このときは、不動産の所有者は、「対象になった不動産の時価はいくらと考えるか?」と問うことが肝要。

(2)根拠を書いた書面の交付を求めること
 それに対し、宅建業者が「相場は2200万円だ。」と言うと、「ではその根拠を明らかにした上でその根拠も書いた書面を作り、これに記名押印して渡してほしい。そうすることは、宅建業法上宅建業者の義務になっているはずだからである。なお相場の金額の根拠は、国交省が四半期ごとに公表している「不動産価格取引価格情報」やRETIO(一般財団法人不動産適正取引推進機構)が公表している同種の情報など客観的かつ公正な立場から作られたものでなければならない。」と答えること。

これで大半の押し買い被害は防止できるはずである。

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菊池捷男(弁護士)

弁護士法人菊池綜合法律事務所

迅速(相談要請があれば原則その日の内に相談可能)、的確、丁寧(法律相談の回答は、文献や裁判例の裏付けを添付)に、相談者の立場でアドバイス

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