「背筋をピン！～正しい姿勢で心も体も健康に～」＠倉敷市立児島小学校 学校保健委員会

倉敷市立児島小学校 学校保健委員会

「背筋をピン！～正しい姿勢で心も体も健康に～」



今年の学校保健委員会のテーマの姿勢について、保健委員の取り組みが紹介されました。
姿勢についての学習をクイズ形式で分かりやすく取り入れ、児童自身の意識を高める
働きかけを日頃から行っているようです。

講演会では、良い姿勢・悪い姿勢を確認し、自分の姿勢を感じることでさらに意識を高めました。
授業の前に１分でできる「すっきり体操」を保健委員とともに行うと、からだが軽くなり、
座りやすくなるということを体感しました。


倉敷市立児島小学校は全校児童が約８６０人、各学年４～５クラスです。
児童数が減少した時期もあったようですが、住宅の増加により児童数も増えた学区です。
しかし、運動場も体育館も児童数には見合っておらず、思いっきりからだを動かすことが
難しくなっています。

子どもに限らず大人もですが、からだを動かす機会が減少しています。
日常生活で動かなくても生活自体が支障なくできる現代は、生活習慣病を増加させています。
子どもの頃から「あそび」でからだを動かす経験が少ないまま成長していくことは、
しっかりと外遊びをしてからだを使う経験を積んだ子どもと比べ、将来の生活習慣病の
リスクを高めることにもなります。

すでに大人が運動不足・身体活動不足なのですから、この環境に生まれ、この環境しか
知らない子どもにとっては運動不足・身体活動不足とは思っていないのが現状です。

動かない、あるいは動くことが苦手な場合、座って同じ姿勢のまま何かをしていることが
多いでしょう。
子どもであればゲーム・スマートフォンなどの機器で遊んでいたりテレビを観ている時、
背もたれにもたれ、背中を丸め、頭や肩がからだよりも前にあり、顎を上げた座り方。

姿勢によって「呼吸」が浅くなることを知っていますか。
「呼吸」が浅くなるということは、からだ全体に酸素を取り込む能力が低下するということです。
酸素は血液中のヘモグロビンと結びついて全身に運ばれます。
私たちは酸素がなければ生きていけませんが、酸素を取り込む能力が低いことは、
生きていくための機能が低いといえるかもしれません。

背中が丸い姿勢では、肺に酸素を取り込むために必要な胸郭の動きが小さくなります。
当然、呼吸は浅くなるので、それを補うために使わなくてもいい首や肩の筋肉を使いすぎて
しまいます。
首や肩が凝る要因にもなりますね。

また、背中が丸く胸郭の広がりが小さいと、血液を全身に送り出すためのポンプの役割、
すなわち心臓の働きにも影響します。
心臓のポンプ能力や全身の血管の弾力性の低下は生活習慣病を進行させていきます。

子どもの姿勢、「たかが姿勢でしょ」、「見た目が悪い」、だけではなく、健康寿命を
脅かすことにもつながるという認識を持ちましょう。

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姿勢がよくなる！！
【幼児・小学生の体幹コンディショニング教室案内】

山陽新聞カルチャープラザ 本部教室
●《幼児・小学生の姿勢と体づくりのバランスボール講座》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/398/

子どもが大好きな「あ・そ・び」を通してよい姿勢になるからだづくり。
バランスボールを使って、からだとこころの
コントロール能力を高めます。
まずは、よい姿勢づくりから。
よい姿勢は全ての動きの基本です。

・・体を動かすことが苦手なお子さん・・
★ 遊び＆運動習慣
★ 体力アップ・体力づくり

・・スポーツを習っているお子さん・・
★ スポーツ障害の予防
★ 運動能力向上・パフォーマンスの向上
★ 偏った使い方の改善
★ 体幹コンディショニング＆トレーニング

「やりたい気持ち」と「できるからだ」が合致することで、
より難易度の高いことにもチャレンジできる意欲や自信がでてきます。
「できた！」の積み重ねはこころを育み、からだとこころの粘り強さや
困難なことでも前向きに乗り越えられるたくましさを身につけるでしょう。
集中力や判断力も自然に身につき、より高い能力を発揮することが
できるようになります。

◆ お問い合わせは・・
山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
Tel 　　（０８６）８０３－８０１７
URL http://santa.sanyo.oni.co.jp/

《幼児クラス》
https://santa.sanyo.oni.co.jp/santa/pc/culture/showDetail.do?lectureId=44855
《小中学生クラス》
https://santa.sanyo.oni.co.jp/santa/pc/culture/showDetail.do?lectureId=44856