からだの重さの基準
毎年、秋の訪れとともに手足の冷えが気になり始めたという声を多く耳にします。
靴下やハイネックのシャツなど、からだの熱を逃がさず、
暖めてくれる衣服の準備を始めるようです。
「頭寒足熱」といわれるように、足は暖かくしたいもの。
冷たいと気になって落ち着かず、夜もなかなか寝付けなかったりします。
布団の足元に湯たんぽを入れると寝つきやすいようですね。
靴下も湯たんぽもからだの外から暖める方法です。
できれば、自分のからだの中から暖かくしたいですね。
暖かい食べ物や飲み物を思い浮かぶかもしれませんが、それは一過性のもの。
常にからだの中から暖かくなるよう、熱を産生する機能を高めたいものです。
毎年冷えで悩んでいる方やしもやけができる方はすぐにでも始めましょう。
やり方は簡単。
自分の手で足を触ること。
右足の裏を両手の親指で押してみます。
押す位置を少しずつずらしながら、足の裏全体を押します。
右足を丁寧に押したら、次は左足の裏。
押してみて、左右の硬さは同じでしたか。
痛いと感じるところはありましたか。
それとも気持ちいいと感じましたか。
押し始めは硬いな~とか、ちょっと痛いかも、と感じるところも、
丁寧に押していくうちに始めの硬さや痛さをあまり感じなくなってきます。
次第に足は暖かくなり、もしかしたらからだ全体もポカポカしてきませんか。
これを1週間続けてみましょう。
からだは日々変化しています。
足の裏もいつも同じではありません。
からだは正直です。
調子が良くない時は、足の裏にも表れています。
「昨日は柔らかかったのに今日は硬いな~
そういえば今日はいつもと違う靴を履いたからかも」
「いつもは痛くない所が今日は痛いけど押すと気持ちいい~
いつもよりも忙しくてよく歩いたし、ちょっと足の疲れを感じるからかな」
足の裏を毎日押してみたからこそ分かる小さな変化とその原因。
不調と感じる前の小さな芽に早く気づけば、大きな不調や体調の崩れの予防ができます。
自分で足を触ること。
毎日どのような時にできそうですか。
テレビを観ながら・・
お風呂に浸かりながら・・
布団に入る前に・・
ご自分のライフスタイルに合わせて取り入れてみてください。
本格的な冬が到来する前に習慣化できるといいですね。
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●《フットセラピー&姿勢・肩腰膝の体調改善教室》
http://mbp-japan.com/okayama/cosmos/seminar/263/
姿勢、肩コリ、腰痛、膝の痛み、冷え、足のつり、むくみ、低体温、自律神経など、
からだとこころの調子を調えます。
今まで感じた痛みやコリ、重さ、だるさなどが感じなくなり、
不調が軽減され、心身ともに健康を取り戻すことができます。
姿勢・代謝改善のコンディショニングによって、からだが軽くなり、
バランスがよくなり、スムーズな動きができるようになります。
からだの不調はこころの不調にもつながります。
からだのアンバランスは動きのアンバランスにもつながります。
これらの不調やアンバランスを調えることは、長い人生の先の要介護のリスクを
減らし、健康寿命を伸ばします。
年齢は関係ありません。若くても不調のある方はリスクが高まるのです。
気づいた時から始めましょう。
早ければ早い方が快適で楽しい時間を多く過ごすことができます。
随時、見学できます。お気軽にどうぞ。
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山陽新聞カルチャープラザ 本部事務局
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