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腰、坐骨までつながる足裏の重心

2016年8月31日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

腰、坐骨までつながる足裏の重心

足裏の踏み方の意識で
重心が変わり、繋がり方も変わってくることを
参考:無駄な力を抜いて坐骨~踵(土踏まず)を通す
このコラムでもレッスンやWSでもお伝えしているが
昨日のレッスンで「あっ!」と思うことがあった。

足裏ー意識しない踏み方
足裏ー意識した踏み方
多くの人の足を拝見するが、上の写真のような踏み方をする人が多い。
足が体の台のようになってしまい、繋がりが全く見えない。
繋がりが悪いと言うことは筋肉の状態だけでなく、血流も悪いと言うことだ。
冷える人も多いだろう。

足指をつかむようにして立っている場合も多く
そうして立って見ると向う脛周りが固くなり、膝も前から後ろに押したくなった。
腰も前に押し気味になり、股関節も固まりがちになる。
反り腰の人はひとたまりもないのではないか。

一方、下の写真では、踵から土踏まずを長くして
拇指球、小指球から広げるようにしている。
足裏がぴったりと床にフィットして、安定感がある。
足指を広げるだけでは、すぐに戻りこうはならない。
足首から上も、これだけで変化している。

足裏の踏み方で変わる立ち姿(前)
手前側は足裏を上記のように広げており、奥の方は元のまま。
手前側は脚の付け根が骨盤と分かれているのが見える。
奥側は、この写真ではわかりにくいが、内踝は内側に落ちているので
脚の付け根も内側に向いている。

足裏の踏み方で変わる立ち姿(後)
「あっ!」と思ったのはこの写真。
坐骨から下で、この状態はよく見るが
ここでは、肩甲骨下あたりからの違いが見える。

半身の状態がまるで違う。
背骨からかかとまで、手前側は繋がりが見える。
股関節が引き込まれて、坐骨の感覚もあり
脚は細く、お尻も小さく見える。

奥側は腰が上にめくれあがったように見える。
繋がりが見えにくく、脚の内側から後ろ外向きに脚が開いて見える。
前から見たら内脚に見えると言うこと。
膝とつま先の向きも違い、脚は反対側より太く、お尻は大きく見える。
半身ずつ、手で隠してみれば、全く違う人に見えると思う。

このように比較できるくらいはっきりして見えたのは
この方が、肩甲骨をはがし、背骨を尾骨まで通して・・と言うことをされているのもあるが
逆に言えば、そこまで意識しても
足裏の踏み方が意識されなければ、これだけ差が出てしまうと言うことだ。

「足裏がきちんと感じられると、
坐骨も腰も肩甲骨まで、つながりが感じられました」
と、おっしゃっていた。

部分だけでは、つながらないが
体幹部分を意識するうち、足裏の繋がりの大切さにも目が向く。
どこから、その人それぞれの繋がりのきっかけができるかわからない。

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