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コラム
住宅・家の査定をする方法
2016年11月26日 公開 / 2016年12月21日更新
不動産を売却する際、まず「査定」を受けることになります。査定の種類、必要になる書類など基本的な事柄をおさえていきましょう。
家を売るには「査定」が必要
家や土地を売るには、その価値を知る必要があります。なぜなら、その「価値」によって「いくらで売るか」、あるいは「いくらなら売れるか」が決まってくるからです。そして、その価値をはかるのが「査定」です。
価値の高い不動産を安く売るのは損ですし、あまり価値が高くない不動産を高く売ろうとしてもいつまでも買い手がつかないということになってしまいます。
相続した家や土地の価値を知るには、インターネットの「一括査定サイト」が便利です。おおよその目安をつかむことができます。
また、大手不動産は無料の「査定フォーム」を用意していますから、これを利用する手もあります。
一方、地域密着型の不動産会社はその地域に精通しているという利点があります。インターネットや大手不動産の査定フォームで、ある程度の目安を得た上で地域の不動産に査定を依頼するという二段構えの方法もいいでしょう。
査定の種類
不動産の査定には2つの種類があります。
一つは「簡易(机上)査定」と言われるものです。物件の種類(土地・戸建て・マンション)、広さ・築年数・住所などの情報だけでおおよその価格を出すものです。地域の類似した物件の取引状況などから価値を割り出す方法です。
もう一つは「訪問査定」と言われるものです。訪問査定では、査定担当者が物件を訪問し、自分の目で物件の価値を確認し、価格を算出します。駅からの距離などの立地条件、間取り、日当たり、建物の傷み具合、設備など詳細に調査し、査定します。
訪問調査は、物件そのものの調査のほかに権利関係や法律上の制限などを役所で確認します。そのため日数がかかりますが、精度の高い査定ができるメリットがあります。
「査定」に必要な書類
訪問査定に必要になる主な書類を見てみましょう。
(1)身分証明書・実印・印鑑証明書・住民票など、売主の本人確認のための書類が必要になります。共有名義となっている物件は、共有者全員のものが必要です。
(2)登記簿謄本(登記事項証明書)。土地や建物の権利関係を示す書類です。
(3)土地測量図・境界確認書。土地の面積や測量を証明する書類です。隣地との境界が複雑な場合、その証明書を求められる場合があります。
(4)建物の詳細書類。設計図書、間取り図など建物の詳細が分かる図面です。訪問査定の日まで揃えておきましょう。
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