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コラム

子どもにでも勉強モードであれば思い違いがある

2019年12月10日

テーマ:心のあり方のヒント

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: マインドフルネス

最近、人材育成の一環で登壇をすることがあると、言葉が通じていない事に遭遇します。
そんな時程こそ、そう言えば子どもたちとの会話でも言葉が通じていないことがあったなぁと思い出される事があるのです。

そんな出来事の一つに、子どもたちが中学生のころ思い出があります。

あのころ、授業でならっていないところが、テストに出題されていたということで、社会の点数が上がって大喜びのお子ちゃま。
その頑張った自分にご褒美をくれと、休日にどこかに連れていけというのです。
その時の会話と認識違いのお話です。

お子ちゃま
おかん、頑張ったご褒美に何処かに連れて行って。


そーねー、外は日差しが強いし、PM2.5も気になるから、室内がいいなぁ。
思いつかないけれど、カラオケかボーリングにでも行く?

お子ちゃま
は!? ボーリング!?
そんなところに行って、なにをするの


・・・なんで!?
遊ぶに決まっているやん

お子ちゃま
土を掘るのに、どうやって遊ぶの??
地質調査!?


???
ああーーーー!?
そっちのボーリングじゃないよ。(爆笑)
ボール投げてピン倒すゲームだよ!

お子ちゃま
ああー、びっくりした(笑)
地下にもぐって、地層とかを見学に行くって言ってるかと思った!!


(  ゜ ▽ ゜ ;) エッ!?
…オイオイ、どんだけ君は勉強モードなのよ。
社会の勉強を頑張った成果とはいえ、君くらいじゃないの?
ボーリングって言って、土を掘るとか地質調査するとかを真面目に答えたのは(笑)
私はとても驚いてしまいました。

社会の勉強頑張ったのが分かるくらい、勉強から頭が離れてない、お子ちゃまとのずれた会話に、コミュニケーションエラーを感じた日の想い出話です。

ですが、こんなことは、大人の世界でも日常茶飯事です。
何故なら、皆さんがお仕事の事を考えている状態で、「ちょっといいですか??」と質問があったり、相談があったりしていると、必ずと言っていいほど、切り替えが半分の状態で話を聞くのですから、こういった誤解は日常的に起こります。

それは、子どもだろうが大人だろうが全く関係ありません。
なんたって、人間は不器用な生き物ですから。

会話

この記事を書いたプロ

鎌田千穂

業務改善と人材育成のプロ

鎌田千穂(Chi-ho’s studio)

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