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コラム

「伝える努力」と「伝わる努力」

2024年3月31日 公開 / 2024年4月3日更新

テーマ:いい上司になるために

コラムカテゴリ:ビジネス

伝わると伝える


「何度言っても、そう言っても話が伝わらない。。。」

企業等で研修をする時に、この悩みをよく耳にします。

上司としての悩みの大部分は部下に対する悩みであり、その中の大部分は、部下のコミュニケーションなのかもしれません。


上司と部下



「伝える」

は自分の言葉を相手に投げかける行為でいわば、伝え手側の行為です。
それに対して、

「伝わる」

は自分の言葉を相手が理解するというところがゴールであるため、相手にどの様に理解させるか、受け手側の行為です。


伝える努力


コミュニケーションは「言葉のキャッチボール」とキャッチボールにたとえられます。

キャッチボールをする時は
・相手をみる
・相手につま先を(体を)むける
・相手の胸のあたりに向かって投げる

このような動作をしますよね。


これを、言語によるキャッチボールである「会話」でかんがえると、
・話す相手とアイコンタクトをかわす
・話す相手に顔と体を向ける
・相手が受け取りやすい言葉をえらぶ

あなたが相手と話をするときは「伝える努力」をしていますでしょうか。


伝わる努力


では、伝わる努力とはどのような「動作」でしょうか

それは、
・どの様に行動してほしいかを伝える
・自分がどうしてその様に考えたのかをつたえる
・相手が自分の話をどう思っているのかを確認する

となります。

「伝える努力」

をしたうえで

「伝わる努力」

をしなければなりません。

本になります


こういった部下のマネジメントや育成についてまとめた物が、みらいパブリッシング様より2024年5月に出版される予定です。
タイトルはまだ仮ですが

「育成は仕組みが9割」

です。

※出版日やタイトルは仮のものであり変更される可能性があります。

5月発売


#困った部下 #手のかかる部下 #習慣化させる #思考プロセスをなぞらせる #ルールを変える #ノールール #部下の育成 #マネジメント #仕組みが9割

この記事を書いたプロ

岡本陽

経営者と従業員をつなぐ人材を育成するプロ

岡本陽(IMソリューションズ株式会社)

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