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コラム

考えるられる部下がほしい

2024年4月7日

テーマ:管理職

コラムカテゴリ:ビジネス

部下に経験値を蓄積させる


自分で考らえる部下がほしい。自律型の部下がほしいとよく言われます。
自分で考えられる部下を育成するにはどうすればよいか?

私は、考えられる部下を育てるために、最初はあえて考えさせない様にしてくださいと言っています。

右上がり


慣化による経験値

「考えさせないとい」というと、指示されたことだけ仕事をするという“指示待ち人間“や、考えなくても仕事ができる単純労働の様なことを連想するかもしれません。

なんか、単純な仕事を想定しているのかな。
ウチの会社はそんな単純な仕事じゃないんだよ。

と思われるかもしれませんが、ちがいます。

考えなくても仕事ができる様にさせ習慣化させることです。


え!?そんなことろから?

考えなくても仕事ができるようにするためには、仕事を分解する必要があります。
しかも、かなり細かく、基本的な所まで分解して教えていく必要があります。

基本的とはどんな所からか?と疑問で出ますが、それは、

え!?そんなことろから?

というとことから教えなければならない場合が多いです。


カンの良さ VS 考える

カンがいい人と考えると人がいます。
カンのいい人は、教えた時に「1を聞いて10を知る」じゃないですが、すぐに理解して仕事を進める事ができます。
手がかからないから、上司は「いい部下だ」と思いがちです。
その反面、カンの悪い人は、なかなか仕事を進められないから、「こまった部下」と思いがちです。
しかし、カンが悪いというのは

「考え・咀嚼して」

進めているということなので、スタートは遅いが、理解したらきちんと仕事ができるのです。

なので、最初のカンの良し悪しで判断してはならないです。


習慣化させで経験値を蓄積させる

「考えずに」は、思い悩まず仕事をさせることであり、慣れることで「習慣化」させることができます。

習慣化し経験値が溜まると、「考える」余裕がでてきます。

ここではじめて「考える」というステップに進めるのです。


反復して覚える

この、習慣化は、反復作業です。
たとえるなら、素振りをしたり、シュート練習をしたり、型稽古をしたり、同じものを何回もデッサンしたり、ロングトーンやスケールやタンギングを繰り返したり、するのと同じです。

基本的はこの反復をさせる必要があります。

5月発売

この記事を書いたプロ

岡本陽

経営者と従業員をつなぐ人材を育成するプロ

岡本陽(IMソリューションズ株式会社)

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