コラム
手のかかる部下・困った部下 ~他人も自分も変えるのは難しい~
2024年3月16日 公開 / 2024年3月31日更新
他人も自分も変えるのは難しい
他人と過去は変えられない
とよく言われますが、自分を変えることも難しいですよね。
マネジメント向けのセミナーに行くと「部下を変え様とするな、もっと自分をみがけ」と言われます。
自分の人間性を磨け! ビッグボスになれ!・・・・
もちろん、自分をかえてゆくことは重要であるし正しいことだともいます。なので、できるならやった方が良い。
しかし、私は、部下を育てるために「自分をみがく」のではなく、部下を育てる過程で「自分がみがかれる」のです。
これは、子供を育てるために親としてふるまうではなく子供を育てる過程で親となるのと同じではないかと思います。
仕組みを変えていく
部下を変えられないし自分も変われないからとしても、自分を責める必要はありません。
では、どうやるか。
部下も自分も変えずに、仕組みを変えてゆきましょう!
やり方としては、
- 習慣化によって部下に経験値を蓄積させる
- 思考プロセスをなぞらせる
- ルールを変える
このステップ踏んでいきます。
1.習慣化させる
仕組みを変えていくうえでまず初めに考えるのは、習慣化してゆく仕組みです。
具体的には
- 基礎の基礎から教えること
- 反復させること
- メリットを感じさせる
- 学びを体感させる
2.思考プロセスをなぞらせる
次に行うのは、思考プロセスをなぞらせる仕組み作りです。
具体的には
- 製作過程をみせる
- どこまでやれるか見極めながら
- 理解を確認しながらおこなう
3.ルールを変える
次に行うのは、ルールを変えるです。
- 固定概念をすてる
- 仕事の仕事を増やさない
- 現状維持を打破する
- ノールールでやらせる
次回以降は、習慣化によって部下に経験値を蓄積させる、思考プロセスをなぞらせる、ルールを変える、を説明します。
本になります
こういった部下のマネジメントや育成についてまとめた物が、みらいパブリッシング様より
2024年5月
に出版される予定です。
タイトルはまだ仮ですが「育成は仕組みが9割」です。
※出版日やタイトルは仮のものであり変更される可能性があります。
#困った部下 #手のかかる部下 #習慣化させる #思考プロセスをなぞらせる #ルールを変える #ノールール #部下の育成 #マネジメント #仕組みが9割
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