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コラム

いい上司になるためのワンポイント④「報告の仕方」

2017年5月13日 公開 / 2017年10月23日更新

テーマ:いい上司になるために

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: ロジカルシンキング 研修

管理職育成コンサルタントの岡本です。

いい上司になるためのワンポイント!
「報告のやり方を教える」

「報告のやり方?そんなもの教わってないよ。」「自分で見様見真似で覚えるものだ。」と思ってませんか?

今まで、自分たちは教わってこなかったかもしれませんし、あなたは教わらなくてもそれが出来たのかもしれません。
でも、残念ながら部下の自律的な成長をまっていられません。

「報告のやり方」の基本的なポイントを2つ紹介します。

ポイント1
結論からのべさせる。

「××の件ですが△△は〇〇だと思います。その理由としては・・・」という言い方にしなさいと教える事です。
”やり方が分からないから出来ない”という場合があります。そう言った理由でできないことをふせぐために、こういう言い方をしなさいと具体的に教える事が肝心です。
特に、若い部下は”やり方がわからない”場合が多いので、具体的に教える事が肝心です。

ポイント2
根拠となるデータと判断基準を示させる

結論を述べさせた後に、「なぜならは・・・」とか「その理由は・・・」と客観的なデータの根拠と判断した基準を述べさせます。
この「主張(結論)」と「データ(客観的事実)」と「判断基準」の構図は、いわゆるロジカルシンキングでいう「三角ロジックです」。この様な図を描きながら説明してみてください。






あたなはなぜ管理職となり「上司」になったのでしょうか?
もちろん、それは、他の人より優れていたからです。

それなので、あなたの部下は(現時点で)あなたと同じだけの能力はもっていないはずです。

部下はいつかは育つかもしれませんが、現在のビジネス環境を考えると待っていられない状態のはずです。
それなので、部下を教育してゆかなければなりません。

報告の仕方を教えて、できる様になれば、報告をうけるあなただけでなく、報告する部下も根掘り葉掘り聞かれることもなく、報告が嫌なコミュニケーションにはならなくなるはずです。


明日からさっそく実行して、いい上司になってください!

この記事を書いたプロ

岡本陽

経営者と従業員をつなぐ人材を育成するプロ

岡本陽(IMソリューションズ株式会社)

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