和室をつくるのなら、和室に求めるイメージを明確にしましょう
家をリフォームするにあたってリフォームプランはそれぞれにおいて頭を悩ます事柄が多いことと思います。
リフォームを決意させる事柄はそれぞれですが、やはり必要に迫られるという場合が多いのではないでしょうか?
給湯器が故障した、キッチンが古くなった、和室を洋室に替えたい等、まずは何か困ったことが起きたことから行動を起します。その困ったことの中に収納という部位はどうしても見落としがちです。
収納スペースが少なくて困っているという事はあるとは思いますが、緊急性があまり感じられません。
そしてお風呂やキッチンに比べれば収納なんて地味な存在です。
どうしても後回しになってしまい、リフォーム完了後、もう少し収納のことを考えておけばよかったという事例が過去にもたくさんあります。
家をリフォームするにあたってはもちろん優先順位はあるけれど、不要な部位などないのです。
せっかくリフォームするのだから計画的に、そのニーズに合わせてプランを考えることが大切です。
そういう意味においては収納もそのひとつであるかもしれません。
後に公開しないために、収納に関するアイデアをまとめてみましょう。
見せる収納
世の中にはコレクターと呼ばれる方々が存在します。
壁一面、更には部屋中、行きつくところは家中すべてがコレクション展示というお宅もあります。
眺めているだけで、幸せな気持ちにさせてくれるものがあるという事は貴重なことです。
しかし掃除はとても大変だと思います。
見せたいという願望と掃除が大変という現実がか交差する毎日ではないでしょうか?
ガラスケースにでも入れておかない限り、埃はたまります。
その対策として、
・棚や家具の上に飾るモノは厳選する。
・それを両面テープで固定して飾る。
・ハンディモップのような柔らかい掃除道具でほこりを拭く
これならいちいちモノを動かさなくてもサッとお掃除が可能になります。
隠す収納
見せる収納の反対に、隠す収納も必要です。
急な来客にうろたえないためにも、隠すスペースを確保しておきましょう。
そのようなスペースを従来からの呼び方として「納戸」と呼び、昔から何でも考えなしに色んなモノをおいてきました。
引っ越しで片づけられないダンボールが山積されていてもいいのです。いわば精神的な避難場所。
室内の見えるところはキレイにし、見られたくない納戸は扉で隠せるようにしておく。
こうすることで部屋にも気持ちにもゆとりが生まれます。
モノをたくさん隠すスペース「納戸」をぜひ活用してみてください。
入れるものによって変わる奥行
押入れの奥行きは80㎝でほとんどつくられています。これは布団の収納に適した奥行です。
布団の他にも衣装ケースや、押し入れダンスなどもこのサイズに入れると便利になっています。
洋服掛けの奥行きは60㎝が目安です。それ以外でも季節家電、例えば扇風機やファンヒーターなどもすっぽり入るサイズです。
食器関係やタオル、生活用品などの奥行きは45㎝あれば収納できます。小さなモノを収納する時は可動棚を設置すると、下に掃除機、真ん中にタオル等、上に箱類を上手に収納することができます。
収納するものによって奥行きを造り分けるのもリフォームならでは魅力です。
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