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長屋ならでは!ガレージ付き事務所&隣の家と行き来できるリフォーム事例

2022年2月9日 公開 / 2022年9月26日更新

テーマ:長屋リフォーム

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 中古物件 リノベーションリノベーション工事

連棟の長屋で暮らしていく中、棟続きの隣の家が空いたら幅広い活用ができるとお考えの長屋オーナーは多くいらっしゃいます。
共有壁を撤去し、行き来できるようにして、子供部屋、駐車場、大規模収納、LDKの拡張など、様々な活用が考えられます。
今回のお宅は1階でお店を営業されておられ、隣が売りに出たので購入し、両家行き来ができるようにし、ガレージと子供部屋を作りたいとのご要望です。

左側のお宅が母屋で1階が店舗を営んでておられます。
以前に改装されています。


外観は町家風の雰囲気を生かし、白と黒でデザインし、シャッター、ドア、サッシを黒色のものにしました。


1階内部です。
床を撤去しガレージとその奥に事務所を作ります。


広いガレージができました。



ガレージの隣に玄関ドアをつけ通路を作り、ガレージ奥に小さな事務所を作りました。


白を基調とした6畳ほどの事務室です。


小さな流し台を設置。


2階です。
通し間取り3部屋がありました。


階段上り口に廊下と納戸を設け、子供部屋として洋室を2部屋振り分けました。


子供部屋です。


中部屋の納戸です。


洋服掛け


物入れの中段も設け扉は付けずに納戸として大規模収納が実現しました。


納戸裏の階段上り口の廊下に母屋と行き来できる通路を設けました。


隣の母屋はすでに改装済みなので、2階の床の段差が少し出ましたが、小階段でカバーしました。


工事過程の様子です。

ベランダも雨漏りがひどく既存の躯体の腐食が激しいので改装。



1階土間のベタ基礎施工の過程です。
既存布基礎にアンカーを打って防湿シートを敷いてアンカーとワイヤーメッシュをしっかり接続して生コンを打ちます。


間柱の腐食がある場合は筋交いで補強します。


長屋住まいで隣の家の確保により、その活用法は豊富です。
隣と行き来することで生活の幅が大きく広がります。
長屋暮らしには無縁のガレージ、独立した子供部屋、納戸や大規模収納etc・・・
夢が広がりますよ!

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二戸一の長屋を一つにするリフォーム

この記事を書いたプロ

舘慶仁

古家再生・長屋リフォームの専門家

舘慶仁(リフォームワーク)

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