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相続 160 特定の推定相続人に対し何も相続させたくないときの遺言事項

2011-04-28

相続 手続き

1 直接的な文言では、遺言は無効特定の推定相続人Aに対しては、何も相続させたくないと考え、「遺言者は相続人Aには何も相続させないこととする」と遺言を書いた場合、その遺言は無効になります。そのような...

相続 159 遺言には、遺言内容の趣旨や遺言者の思いを書くべし

2011-04-27

相続 手続き

1 相続分を指定することの意味法定相続分と同じ割合で相続分を指定しても意味はないので、相続分を指定することは、法定相続分を変更することになります。2 法定相続分より不利な相続分の指定を受ける相続人...

相続 158 換価分割遺言

2011-04-26

相続 手続き

1 遺産分割の方法としての換価分割これは可能です。本コラム72換価分割で解説したとおりです。2 換価分割遺言家庭裁判所の審判でできる換価分割が、遺言でできないわけはありません。3 遺言文例第1条 ...

相続 157 認知をしていない非嫡出子への配慮

2011-04-25

相続 手続き

1 認知していない非嫡出子を認知して、3000万円を相続させる場合[遺言事項]第一項 遺言者は、3000万円を除く財産を、次のとおり、妻及び嫡出の子らに相続させる。 (詳細は省略)第二項 遺言者は、本籍...

相続 156 信託をする遺言

2011-04-24

相続 手続き

1 信託信託(trust)とは、委託者Aと受託者Bとの間に、AからBに特定の財産を譲渡するとともに、当該財産を運用・管理することで得られる利益を、受益者Cに与える旨を約束すること、およびそれを基礎として構築...

相続 155 未成年の子を残して亡くなる場合に備えて

2011-04-23

相続 手続き

1 後見人の指定第一条 私は、未成年者長男○山△男(平成○○年○○月○○日生まれ)の未成年者後見人として、弟の○山□彦(昭和○○年○○月○○日生まれ)を指定する。第二条 私は、前条の長男の未成年者後見監督人として...

相続 154 予備的遺言事項

2011-04-22

相続 手続き

1 相続させる、又は遺贈する相手方が、遺言者が亡くなる前に亡くなったときの備えの必要性特定の財産を、特定の推定相続人(遺言者が亡くなったときに相続人になる人)又は第三者に、相続又は遺贈する意思で遺...

相続 153 先妻の子と後妻がいるとき

2011-04-21

相続 手続き

1 先妻の子と後妻が相続人の場合で、遺産は預貯金と自宅のみという場合の、自宅使用権設定の遺言【遺言文例】一 私は、妻○子が老後安心して生活できるように、預貯金のすべてと自宅において終生無償で(固定...

相続 152 中小企業経営者が自社株について考えておくべきこと

2011-04-20

相続 手続き

1 株主は誰か明確なのか?中小企業の経営者は、多くの場合、自分で経営している企業を、株式会社か特例有限会社にしているものと思われます。そして、創業者が自社株の一部を生前、推定相続人や第三者の名義に...

相続 151 家族(推定相続人)名義の預金があるときの遺言事項

2011-04-19

相続 手続き

1 家族名義の預金は誰のものか?一家の主人が、妻や子名義で預金をすることがありますが、それが真実妻や子に贈与したものか、単に名義を借りている(あるいは名義を使っている)だけなのか、表面的には分かり...

相続 150 全財産を相続させるときの文言

2011-04-18

相続 手続き

1 争いにならない明確な言葉は、単純な言葉【遺言文例】私は、全財産を妻に相続させる。【理由】この言葉は、他の解釈がなされる余地のない明確な言葉です。これにより妻が全財産を相続することができます。...

相続 149 妻の介護という負担付きで長男に全財産を相続させる遺言

2011-04-17

相続 手続き

1 負担付き相続【遺言文例】一 私は、長男が適宜の方法で妻の存命中妻に必要な介護をすることを長男の負担として、全財産を長男に相続させる。二 私は、次の者を遺言執行者に指定する。 住所・・・ 氏...

相続 148 妻に全財産を相続させたいときの遺言文例

2011-04-16

相続 手続き

【遺言文例】 私は、財産のすべてを妻○子に相続させる。1 この意味するところこの遺言は、相続人間で遺産分割協議をするまでもなく、被相続人の全財産を配偶者に相続させる効果があります。2 遺言執行者...

労働 7 従業員を懲戒解雇できる理由

2011-04-15

解雇 条件

1 解雇に関する規定労働契約法16条は「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。」と定めています。この規定は、労働契約...

契約書 1 契約の目的

2011-04-14

契約書は何のために作るのか?1は、契約当事者間の法律関係を明確にすること、2は、最上の証拠を作ることです。  ですから、契約書には、取引の目的規定を置くべきです。そうすれば、契約内容に疑義が生じた...

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