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コラム

会議での議論

2022年11月1日

テーマ:組織改革

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 企業研修人材育成 研修

月末月初は各顧問先様もお忙しいので、私は京都にいることが多く、会社で日ごろ手をつけられていない資料作成や事務作業をしているか、第2オフィスである自宅で動画撮影しているか。

最近は、会社での挨拶が、「久しぶり」になってきて、なんか変な感じ。

昨日も事務員さんに、「お久しぶりです」と言われて、どう返すか一瞬迷いました。

というのも、
関西近郊の顧問先訪問の日は、早朝に一度出社して、
少し準備してから、他の社員が出社してくる前に出発しているだけで、
毎週何日かは会社に来ているので、自分的には久しぶりではないから戸惑ってしまう。

とはいえ、それは私目線の話。

事務員さんからすれば久しぶりなわけで。

すべてに言えることですが、

たとえ同じ空間で、同じものを見聞きしていても、

見ている角度、焦点を当てるポイントは人それぞれ違います。

会議のファシリテーターをしていて、いつも思いますが、

「これは、◯◯だ」

「いや違う。△△だ」

と噛み合わない議論も、ファシリから見れば、どちらも正しい。

見ている角度が違う、ということと、

相手目線をしていないので自分と相手の意見が違うと思い込んでしまっているだけ。

一旦自分の意見を傍に置いておいて、相手目線になってみると、相手の意見も正しいことに気づける。

気づいたら、

「そうですよね、わかります」

と、一度受け入れてあげてみる。

あら不思議、

それだけで、議論が建設的に動き出す。

議論とは、

意見をぶつけ合うことではなく、

互いの意見を認め合い、共有ゾーンを探ること、

と私は思います。

アドラーコーチングコミュニケーション講師 太田英樹

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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