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コラム

介護事業コンサルタントという仕事

2022年7月9日

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 企業研修人材育成 研修

私が初めてコンサルとして活動し始めたころ、介護事業コンサルタントはほとんど世に出ていませんでした。

もちろん、私がパイオニアではないと思いますが、
当時はネット検索しても同業者が検索結果にあがってくることはまったくなかったので、ローカルでの活動がほとんどだったと思います。

なので、当時からブログやSNSを活用していた私には、全国からの相談がありました。

今では、大手コンサル会社を始め、多くの介護事業コンサルタントが活躍されていますし、

私自身も個人事業としての動きから、会社としての動きに変更したことに伴い、
WEBサイトを一から作り直したことで、SEOがゼロベースに戻ってしまったことも重なり、
検索結果もかなり下位になってしまい、昔にくらべて問い合わせは減りました。

それはそれで、選ぶ側の選択肢が増えたわけですし、いいことだと思っています。

それはそうと、

正解を教えてくれるコンサル

失敗を教えてくれるコンサル

どちらのコンサルがいいと思います?

圧倒的に多いのは、正解を教えるコンサルです。

特に、大手のコンサルさんには、たくさんのサンプルから得た「一番正解に近い」答えをもっています。

個人レベルのコンサルさんの場合、経験が少ないので、ご自身のやり方を唯一の正解として伝える方もいます。

何が良い悪いではないですが、
介護、福祉事業運営に、唯一の正解なんてありません。

地域性を始め、ありとあらゆる事情が絡んできますし、制度改正や社会情勢の変化も考えると、
刻一刻と正解は変化すると言っても過言ではありません。

そんな中で、その都度正解だけを教えるコンサルのもとでは、
そのコンサルがずっと付いていないと業績が上がらない、ということになります。

なので、失敗だけを教えて、失敗を避けながら、どこに正解があるかを自ら考えるようにならないと、コンサルから卒業できません。

コンサル側からすれば、ずっと契約していてもらおうと思えば、前者のやり方のほうがいいんでしょうけど、
私は後者のやり方をやってきました。

私のもとで学んでくれた経営者さんや、管理職の皆さんが全国で活躍してくれています。

今は、コーチングコミュニケーションをメインにしているので、積極的にコンサルの仕事を増やそうとはしていませんが、
コンサルそのものにもコーチングを絡めていきますので、必要な法人事業所さんには対応させていただこうと思います。

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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