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芝原晶子

工業系・技術系企業の海外向け事業を支える英語翻訳者

芝原晶子(しばはらあきこ) / 通訳・翻訳

AST Translation Service

コラム

初めてのイタリア@ローマ:バチカン市国

2017年6月27日 公開 / 2021年2月28日更新

テーマ:海外 ちょい住み

コラムカテゴリ:くらし

Buongiorno! 今日のローマは風が強いですが、その分涼しくていつもより過ごしやすいです。

さて、ローマ到着から数日後、初の観光先はバチカン市国でした。
インターネットで日本から事前に9時入場の予約をしました。
http://www.museivaticani.va/content/museivaticani/en/visita-i-musei/scegli-la-visita/musei-e-collezioni/musei-vaticani-e-cappella-sistina/visita-libera-musei-vaticani-e-cappella-sistina.html
予約券をプリントアウトして持参するはずが忘れてしまいましたが、友人が持って来てくれていたので助かりました。
バチカンにはドレスコードがあるので、当日は膝下丈のワンピースと念のために胸元を隠すスカーフを
持って行きました。

アパートの最寄り駅から地下鉄で、バチカン市国の最寄り駅であるOttaviano(オッタヴィアーノ)駅へ。
朝8時ちょっと過ぎの地下鉄は満員でした。まるで日本の通勤ラッシュのよう!これがOttavianoまで続きました。



この辺りはやはり私たちのアパート周辺とは違って、都会で観光地の雰囲気がします。
そして観光客の多いこと!(当たり前ですが…)また、インフォメーション係のお兄さん(インド系らしい風貌)から
「タダだよ」と声を掛けられ、「予約はあるのか?」と言われてバチカン美術館への道のりを聞いてみたら…
とりあえずタダで説明をしてくれましたが、その後「すっごい混んでるけど、ガイドと一緒だと特別に並ばず
にスムーズに入れるよ。28ユーロ。」と勧誘してくるではないですか!
これは、以前読んだインドへ旅行した方のエッセイにあった、勧誘の仕方と同じだなぁ~と思いました。

もちろんその勧誘はお断りして、ひたすら9時入場に間に合うようにバチカン美術館の入口を目指します。
入口付近にはまたしも長蛇の列。しかし、私たちは予約済なのでその列を無視してどんどん進みます。
入口の警備員さんにインターネットで予約してあるんだけど…と伝えたら、「ここだよ。」と目の前の列を教えてくれて、
並んで予約券を見せて入場です。



中に入ると空港のように手荷物のセキュリティチェックを受けます。
その後チケットカウンターで予約券を見せて、バチカン美術館の入場券をもらいます。
それから上の階に行き、これまた事前予約しておいた日本語のオーディオガイドを借りて、
いよいよバチカン美術館とシスティーナ礼拝堂へ!







いくつもの団体ツアーで大変混雑しており、なかなか思うように前に進めませんでした。
そしてその人混みによる熱気で蒸し暑く、座るところもあまりなく、あってもすでに誰かが休んでいたりして、
体力を消耗しました。

それでもやはり一見の価値はあると思います。
私は絵画に詳しくないのですが、ラファエロの最後の作品「キリストの変容」を
生で見られたことが嬉しかったですね。



もちろん他のラファエロの作品もあります。






システィーナ礼拝堂の見学も終わり、お腹が空いたのでフードコートでランチをしましたが、
あまりオススメできません。できればバチカンを出て食べたほうが良さそうです。

そして、再びOttaviano駅からテルミニ駅までは満員電車に揺られ、
テルミニ駅からは空いたので座って帰宅しました。

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芝原晶子

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