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芝原晶子

工業系・技術系企業の海外向け事業を支える英語翻訳者

芝原晶子(しばはらあきこ) / 通訳・翻訳

AST Translation Service

コラム

13年ぶりのニュージーランド@出発~ウェリントンへ

2018年3月27日 公開 / 2021年2月28日更新

テーマ:海外 ちょい住み

コラムカテゴリ:くらし

Hello! だいぶ春らしくなってきましたね。

しばらくコラムをお休みしている間に、
13年ぶりにニュージーランドへ行って来ました。

今回の旅の目的は…

○10年ぶりに旧友(元私の英語の先生)と再会
○苦手なオセアニア・アクセントのヒアリング・スキルと、スピーキング・スキルの向上
○過去にオークランドは3回行っているので、違う都市(ウェリントンとクライストチャーチ)を訪問
○ウェリントンでは、女性の権利や市民の生活を観察
○クライストチャーチでは、2011年の震災後復興状況を観察
○モダン建築とゴシックまたはネオゴシック様式の建築の比較と街づくりの観察

これらを目的としていました。

今回はニュージーランド航空で羽田空港から直行便でオークランド空港へ。
そこからは国内線に乗り換え、初めてJetstarで首都ウェリントンへ向かいました。

ニュージーランド航空での座席にて


オークランド空港の国内線ターミナルからの眺め


ニュージーランドの公用語は英語、マオリ語、ニュージーランド手話と3つあります。
写真上の"kia ora"はマオリ語で「こんにちは」という意味です。
これは公共交通機関のアナウンスや博物館などでも耳にします。

そして、Jetstarの機内では、思い切りニュージーランド(キウィ)訛りで
"Any rubbish to collect?"とフライトアテンダントさんが聞いて回っていました。
このrubbishは日本人には馴染みがないですが、イギリス英語で
「ゴミ」(アメリカ英語の"trush"または"garbage")という意味の単語です。
イギリスや昔イギリスの植民地だった国々では日常的に使用されています。
つまり、フライトアテンダントさんは、「回収するゴミはありますか?」と聞いていたのです。

その他にも、ニュージーランドの人々は、自分達のことを"Kiwi"(キウィ)と呼びます。
男の子なら"Kiwi boy"、女の子なら"Kiwi girl"。大人になるとただの"Kiwi"となります。
もちろんニュージーランド訛りも"Kiwi accent"となるわけです。

"Where are you from?" "Are you local?"
(「どこから来たの?」「地元(ここNZ)の人?」)
とニュージーランドでは挨拶の次くらいによく聞かれました。
その時に、私の旧友は、"Local, I'm Kiwi."
(「私は地元からよ。キウィなの。」)という感じに答えていました。

ここまででニュージーランド英語が少しどんなものかがわかってきましたか?
まずは入門編として、こちらのニュージーランド航空の動画をご覧ください:

皆さん、聞き取れましたか?
解説として、動画の中でフライトアテンダントさんは、
「AがE、EがI、IがU、そしてOはそのままO、Uは普段はUの発音になります。」
と言っています。

これが慣れるまで聞き取れないんですよねー。
10年ぶりに旧友と再会するのに、会話が成り立つかどうか一抹の不安を
抱えながら、Jetstarで"Any rubbish?"というフライトアテンダントさんの呼びかけを聞いていました。

この記事を書いたプロ

芝原晶子

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芝原晶子(AST Translation Service)

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