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早川弘太

漢方と健康相談のプロ

早川弘太(はやかわこうた)

株式会社 沢田屋薬局

コラム

梅雨時の不調の大きな原因『水毒』『湿邪』とは?【山梨 漢方 さわたや薬局】

梅雨の健康法

2018年6月12日

前回は急遽台風が近づいた関係で天候と体調変化についておとどけしましたが、今回は6月5日アップのコラムの続きで、梅雨時の健康法。今回は梅雨時ならではのカラダの不調の原因と症状などについてお届けします。

【カラダがジメジメで体調不良に!〜水毒〜『湿邪』の主な症状】





空気中に水分が多くなる時期や、暑くなってきて過剰に水分をとり過ぎたり、さらには肉体疲労などにより、内臓機能が低下して、カラダの水はけが悪くなったりして、体内に水が溜まってしまうよな状態を東洋医学では『水毒』や、カラダのジメジメを指す『湿邪』などと言います。

このような体調になってしまった場合私達のカラダにはどんな症状が
現れるのでしょうか?

〜湿邪の主なサイン〜


☆胸やお腹がすっきりしない  ☆残便感・残尿感 ☆下痢・浮腫(むくみ)・尿量の減少
☆頭がおもい ☆身体が重だるい ☆手足が重い



このような症状が多く見られます。

ちなみにこの湿邪、他の様々な邪気と合体してカラダを攻撃してくるので、とっても厄介なのです。

【湿邪対策・・・疲れた=なんでもかんでも補給・ではない】


注意したいのが、このような『だるさ』、湿邪のようなカラダに余計な物が溜まってだるい、という時に間違った方法でお手入れをすると逆効果になることがあると中医学では考えます。

それは体内に余計な物が溜まって具合が悪いのに、疲れを取るために栄養素を補うようなことをしてしまうともっとカラダが重たくなってだるくなってしまうことがあります。



このような時、中医学では例外もありますが、補う薬ではなく、五臓六腑の働きを高めてカラダの内側の悪いものを外に出せるようなことをしてあげます。入らないものを出すことで体の疲れが取れることや調子が整うこともたくさんあります。ある意味『取りすぎ』の現代人には大切な考え方かもしれませんね。
ついつい、疲れている=栄養取らなくちゃ!

となりますが、水分とり過ぎて重だるい時にドリンク剤をグビグビのんだり、ビタミンなどを取ることだけが疲れを取る方法ではなく、余計な物を取り除くことでカラダが軽くなることもあるのです。よく『一汗かいてカラダが軽くなった』なんてことありませんでしたか?




【補うだけでなく『出す』健康法も大切】



この辺りの見極めは自分でするのが難しい場合があります。だるさや疲れも必ずしも水毒などが原因とは限りません。暑さなどで疲労している時は補うことが第一なので、自己判断はせずに、自分の『今の』カラダの状態に合わせた対処法をご相談くださいね。

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