コラム一覧:漢方の研究
これって副作用?漢方にみられる瞑眩とは?
2017-05-06
漢方を服用すると、鼻血や下痢といった一見、副作用と間違うような症状に出くわすことがあります。この症状の多くは副作用ではなく、身体が快方へと向かう過程で生じる瞑眩と呼ばれる現象なのです。今回は、な...
漢方を復活へと導いた人物とは?
2017-05-05
さて、漢方の歴史シリーズも終盤を迎えてきました。紆余曲折があっても生き残ってきた漢方は、幕末を迎えて西洋の文化が流入するとともに、衰退の一途を辿ることになります。それが顕著に現れているの...
病期による分類
2017-05-01
ガンなどでは病の進行具合による分類が一般的ですが、漢方でも疾病の進行や状態による分類があり、六経分類と呼ばれています。六経分類はその名の通り、病期が次の6つにわかれており段階的に病が進んでいく...
漢方における合病と併病について
2017-04-28
漢方の症状は太陽病から厥陰病まで、表から裏へと進行していくのが常だとされています。罹患した当初は表の部分に蔓延り、徐々に体の中へと場所を移していく病は単に症状が変化していくだけではなく、より...
気候の変化が病をもたらす六淫のお話
2017-04-24
(写真は、4月24日 むつごろう薬局 静岡店 の牡丹の花)病気になる原因は様々であり、そこには外的なきっかけも自分の身体に内在するものもあるでしょう。そのうち、漢方では季節の変化など私たちの...
中国医学には欠かせない三大古典のお話
2017-04-20
中国の医学を知る上で、どうしても外せない書物が存在します。それは三大古典と呼ばれている・「黄帝内径」・「傷寒論」または「金匱要略方論」・「神農本草経」の三書です。これらは...
漢方薬における副作用とは?
2017-04-19
化学的に合成された西洋薬とは異なり、漢方薬では自然の状態で生育した植物や鉱物などを使いますので、副作用がないと思っていらっしゃる方も多いのですが、実際にはそうではありません。副作用のない...
漢方を楽しくする煎じ器のいろいろ
2017-04-17
漢方薬には多様な剤型がありますが、元来は煎じ薬といって生薬を煮出して煎じたものが基本となる飲み方でした。煎じ薬は、煮出す手間もさることながら飲みやすく加工されていないので、場合によっては味や...
漢方を飾る様々な剤型
2017-04-14
漢方薬本来の力を引き出すには、煎じ薬が有効であるということを以前お話ししましたが、その他の剤型もやみくもに作られたものではありません。どれも目的とする効果を狙って考えられた剤型ばかりですので、...
「気」「血」と並んで私たちの体を構成する「水」についてのお話
2017-04-10
(写真は、当帰の花)「気」や「血」と同じく身体をめぐる「水(すい)」は、無色の液体を指します。リンパ液など、血液を除いた体液のことを表していると...
日本古来の医術を守る「古法派」
2017-04-05
日本における古代医学は、まじないや祈りが発祥であり、自然界に存在するものを経験的に薬として用いていたことは中国と同じです。病気の完治を願って神に祈るという行為は現在でも見受けられますが、...
効果的な漢方の飲み方
2017-04-03
漢方薬は飲みにくい」そう感じている人は多いようです。それもそのはず、西洋薬は錠剤やカプセル剤にしたり味をつけたりと飲みやすく加工してあるのに対し、漢方薬は生薬そのままの味がするのですから。...
食を通じて生きていく力を養う食養生の考え方
2017-03-31
現代では科学の進歩などのおかげで、季節を問わず手に入るものも増えてきました。ですが、暑い時期に属するスイカやキュウリが体を冷やし、寒い時期のかぼちゃやサツマイモが体をあたためるように、本来は季...
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